東北大学 環境科学研究科 エネルギー環境群 2022年8月実施 基礎科目 数学2
Author
Miyake
Description
以下の問いに答えよ。
(1)
R3 のベクトル
a1=113,a2=531,a3=21−1,b=b1b2b3
について、以下の問いに答えよ。
(1-1) a1,a2 の組は一次独立であることを示せ。
(1-2) a1,a2,a3 の組は一次従属であることを示せ。
(1-3) b が a1,a2,a3 の一次結合として表せるための条件を求めよ。
(2)
連立方程式
⎩⎨⎧x1+2x2−2x3+3x4=2,2x1+4x2−3x3−2x4=3,−x1−2x2+2x3+x4=2,−2x1−4x2+4x3−6x4=−4
について、以下の問いに答えよ。
(2-1) 連立方程式の解が存在することを rank(階数)を用いて示せ。
(2-2) 連立方程式の解の自由度を示せ。
(2-3) 連立方程式の解を求めよ。
(3)
2次形式 f=3x2+4y2+3z2+2xy+2yz+4xz について、以下の問いに答えよ。
(3-1) f は対称行列 A を用いて
f=(x y z)Axyz
と表せる。対称行列 A を示せ。
(3-2) 対称行列 A は直交行列 P により対角化できる。直交行列 P を求めよ。
(3-3) 2次形式 f を標準形にせよ。
(3-4) 2次形式 f はどのような図形を表すか答えよ。
(3-5) x2+y2+z2=1 のとき、f の最大値および最小値を求めよ。
题目描述
回答以下问题。
(1) 对 R3 中的向量
a1=113,a2=531,a3=21−1,b=b1b2b3,
回答以下问题。
(1-1) 证明向量组 a1,a2 线性无关。
(1-2) 证明向量组 a1,a2,a3 线性相关。
(1-3) 求 b 能表示为 a1,a2,a3 的线性组合的条件。
(2) 对联立方程组
⎩⎨⎧x1+2x2−2x3+3x4=2,2x1+4x2−3x3−2x4=3,−x1−2x2+2x3+x4=2,−2x1−4x2+4x3−6x4=−4,
回答以下问题。
(2-1) 使用秩(rank)证明方程组存在解。
(2-2) 指出方程组解的自由度。
(2-3) 求方程组的解。
(3) 对二次型 f=3x2+4y2+3z2+2xy+2yz+4xz,回答以下问题。
(3-1) 二次型 f 可用对称矩阵 A 表示为
f=(x y z)Axyz.
写出对称矩阵 A。
(3-2) 对称矩阵 A 可通过正交矩阵 P 对角化,求正交矩阵 P。
(3-3) 将二次型 f 化为标准形。
(3-4) 回答二次型 f 表示何种图形。
(3-5) 当 x2+y2+z2=1 时,求二次型 f 的最大值与最小值。
Kai
(1)
(1-1)
A,B∈R について
Aa1+Ba2=0
が成り立つとすると、
A+5B=0, A+3B=0, 3A+B=0
となり、 A=B=0 を得るので、
a1,a2 は一次独立である。
(1-2)
a3=−21a1+21a2
が成り立つので、
a1,a2,a3 は一次従属である。
(1-3)
(1-1), (1-2) より、
b が
a1,a2,a3
の一次結合で表せるということは、
b が
a1,a2
の一次結合で表せるということである。
A,B∈R について
b=Aa1+Ba2
が成り立つとすると、
b1=A+5B, b2=A+3B, b3=3A+B(i)
となるが、(i) の1,2番目の式から
A=2−3b1+5b2, B=2b1−b2
となり、これを (i) の3番目の式に代入すると、
−4b1+7b2=b3
を得る。
これが求める条件である。
(2)
以下の(2)、(3)は本稿で補った解答である。
(2-1)
係数行列を C、右辺を d とする。拡大係数行列を行基本変形すると
(C∣d)∼100020000100001013710.
従って rankC=rank(C∣d)=3 であり、解は存在する。
(2-2)
未知数は4個なので、解の自由度は 4−rankC=1。
(2-3)
x2=t を自由変数とすれば
(x1,x2,x3,x4)=(13−2t,t,7,1),t∈R.
(3)
(3-1)
対称行列の非対角要素は交差項の係数の半分なので
A=312141213.
(3-2)
特性方程式は
det(λI−A)=(λ−1)(λ−3)(λ−6)=0.
各固有値に対する正規直交固有ベクトルを列に並べて
P=−1/201/21/6−2/61/61/31/31/3
とすれば、PTP=I、PTAP=diag(1,3,6)。
(3-3)
(x,y,z)T=P(u,v,w)T と変換すると
f=u2+3v2+6w2.
(3-4)
二次形式 f だけでは等位面の値が指定されていない。f=c の図形として解釈すると、c>0 では
cu2+c/3v2+c/6w2=1
となり、原点を中心とする楕円体である。主軸方向は P の各列、半軸長は c,c/3,c/6 である。c=0 では原点のみ、c<0 では実点をもたない。
(3-5)
直交変換により u2+v2+w2=1 なので
1≤u2+3v2+6w2≤6.
従って
minf=1,maxf=6.
最小値は (x,y,z)=±(−1,0,1)/2、最大値は (x,y,z)=±(1,1,1)/3 で達成される。
Reference