東北大学 工学研究科 電気・情報系 2018年8月実施 専門科目 問題6 物理専門
Author
祭音Myyura (co-authored with GPT 5.6 SOL)
Description
日本語原文
ハミルトニアンが次式で与えられる量子系を考える。
H^=T^+V^(6A)
ただし、
T^=2mp^2,V^=21kx^2(6B)
である。ここで、m と k はそれぞれ粒子の質量と正の定数である。x^ と p^ はそれぞれ位置演算子と運動量演算子であり、次式を満たす。
[x^,p^]=x^p^−p^x^=iℏ(6C)
ただし、i と ℏ は虚数単位とプランク定数を 2π で割った数である。さらに、この系の規格化された状態ベクトル ∣ψ⟩ に対して、∣f⟩ と ∣g⟩ を次のように定義する。
∣f⟩=(x^−⟨x^⟩)∣ψ⟩,∣g⟩=(p^−⟨p^⟩)∣ψ⟩(6D)
ここで、任意の演算子 A^ の期待値は
⟨A^⟩=⟨ψ∣A^∣ψ⟩(6E)
と与えられる。以下の問に答えよ。
(1) 次式が成り立つことを示せ。
⟨f∣g⟩=⟨x^p^⟩−⟨x^⟩⟨p^⟩(6F)
(2) ∣ψ⟩ に対する x^ と p^ の分散はそれぞれ σx2=⟨f∣f⟩、σp2=⟨g∣g⟩ と与えられる。σx2σp2 の下限値を求めよ。次の関係が成り立つことに注意せよ。
⟨f∣f⟩⟨g∣g⟩≥∣⟨f∣g⟩∣2(6G)
∣z∣2≥(2i1(z−z∗))2(6H)
ただし、z は任意の複素数、z∗ は z の複素共役である。
(3) 演算子 A^ が陽には時間に依存しないとし、期待値 ⟨A^⟩ の時間微分が次式のように与えられることを示せ。
dtd⟨A^⟩=ℏi⟨[H^,A^]⟩(6I)
ただし、[H^,A^]=H^A^−A^H^ である。
(4) x^p^ が陽には時間に依存しないとし、期待値 ⟨x^p^⟩ の時間微分を ⟨T^⟩ と ⟨V^⟩ を用いて表せ。さらに、この系が定常状態にあるとき、⟨T^⟩ と ⟨V^⟩ の関係を示せ。
题目描述
量子体系 H^=T^+V^,其中 T^=p^2/(2m), V^=kx^2/2,m,k>0,[x^,p^]=iℏ。对归一化态 ∣ψ⟩ 定义
∣f⟩=(x^−⟨x^⟩)∣ψ⟩,∣g⟩=(p^−⟨p^⟩)∣ψ⟩.
(1) 证明 ⟨f∣g⟩=⟨x^p^⟩−⟨x^⟩⟨p^⟩。
(2) 由 Cauchy–Schwarz 不等式及 ∣z∣2≥[(z−z∗)/(2i)]2,求 σx2σp2 的下界,其中 σx2=⟨f∣f⟩, σp2=⟨g∣g⟩。
(3) 对无显式时间依赖的算符 A^,证明 d⟨A^⟩/dt=(i/ℏ)⟨[H^,A^]⟩。
(4) 用 ⟨T^⟩,⟨V^⟩ 表示 d⟨x^p^⟩/dt,并求定态中两者关系。
Kai
(1)
直接展开并利用 ⟨ψ∣ψ⟩=1:
⟨f∣g⟩=⟨(x^−⟨x^⟩)(p^−⟨p^⟩)⟩=⟨x^p^⟩−⟨x^⟩⟨p^⟩.
(2)
令 z=⟨f∣g⟩,则 z−z∗=⟨[x^,p^]⟩=iℏ。故
σx2σp2≥∣z∣2≥ℏ2/4.
高斯态可取等号,故下界确为 ℏ2/4。
(3)
由 iℏ∣ψ˙⟩=H^∣ψ⟩ 及其伴随式,
dtd⟨A^⟩=⟨ψ˙∣A^∣ψ⟩+⟨ψ∣A^∣ψ˙⟩=ℏi⟨H^A^−A^H^⟩=ℏi⟨[H^,A^]⟩.
(4)
利用 [p^2,x^p^]=−2iℏp^2 和 [x^2,x^p^]=2iℏx^2,得到
dtd⟨x^p^⟩=2⟨T^⟩−2⟨V^⟩.
定态中左端为零,所以 ⟨T^⟩=⟨V^⟩。