東北大学 工学研究科 電気・情報系 2017年8月実施 基礎科目 問題4 情報基礎2
Author
祭音Myyura (co-authored with GPT 5.6 SOL)
Description
日本語版
本問では、行列と言えば 2 次正則行列を指し、特に整数行列と言えば、そのような行列のうち全ての成分が整数であるものを指す。任意の行列 x と整数 e に対して、
xe={1(単位行列)xe−1x(e=0)(e=0)(4A)
であるとする。s,t をそれぞれ次の整数行列
s=(01−10),t=(1011)
とし、次の式 (4B) の形式の有限積で表すことができる全ての行列 x から成る集合を L とする。
x=u1e1u2e2⋯ukek(4B)
ここで、k≥1 であり、u1,u2,…,uk∈{s,t}、e1,e2,…,ek は整数である。このとき、以下の問に答えよ。もし必要ならば、次の事実 (4C) は証明なしに用いてもよい。
(4C) 任意の 2 つの行列 x,y に対して、detxy=detxdety である。ここで、det は行列式を表す。
(1) 集合 L に属する任意の行列 x は、detx=1 を満たす整数行列であることを示せ。
(2) 任意の整数 n について、tn=(10n1) であることを示し、この式を用いて、行列 (−10n−1) を式 (4B) の形式の有限積で表せ。
(3) x=(x11x21x12x22) を整数行列とする。x11 が整数 n,r を用いて x11=nx21+r と表されているとき、積 st−nx を計算して得られる行列を、n,r および x12,x21,x22 を用いた式で表せ。
(4) 問 (1)–問 (3) の結果を利用して、任意に与えられた整数行列 x=(x11x21x12x22) に対して、絶対値 ∣x21∣ に関する再帰処理を用いて、x が集合 L に属するか否かを正しく判定し、特に x∈L であるときは、x を式 (4B) の形式の有限積で記述する式を一つ出力する手続きを与えよ。その正当性も示すこと。
题目描述
本题矩阵均为可逆的 2×2 方阵,元素均为整数时称整矩阵。对整数 e,x0=I,xe=xe−1x。令
s=(01−10),t=(1011),
L 为所有能写成 u1e1⋯ukek 的矩阵的集合,其中 k≥1,uj∈{s,t},ej∈Z。
- 证明 x∈L 时 x 为整矩阵且 detx=1。
- 证明 tn=(10n1)(n∈Z),并用 s,t 的幂乘积表示 (−10n−1)。
- 设 x=(xij) 为整矩阵且 x11=nx21+r,求 st−nx。
- 给出对任意整矩阵判定其是否属于 L 的正确算法;对 ∣x21∣ 递归,若属于 L 则输出一个上述乘积表示,并证明正确性。
Kai
(1)、(2)
s−1=(0−110),t−1=(10−11).
s,t 及其逆矩阵均为整矩阵、行列式均为 1,故任意整数幂乘积也如此。
对正负整数分别归纳可得
tn=(10n1),(−10n−1)=s2t−n.
(3)
直接相乘得
st−nx=(−x21r−x22x12−nx22).
(4)
先检验 detx。若不是 1,由 (1) 判定不属于 L。以下设 x=(acbd) 且 ad−bc=1。
- 若 c=0,则 a=d=1 或 a=d=−1,分别输出 tb 或 s2t−b。
- 若 c=0,选择整数 n,r,使 a=nc+r 且 0≤r<∣c∣。对 x′=st−nx 递归,得到其乘积表示 W,输出 tns−1W。
每步均保持整性与行列式 1,且下一步左下元素绝对值为 r<∣c∣,故必终止。基例正确;若递归输出满足 x′=W,则
x=tns−1x′=tns−1W.
因此算法正确,同时证明 L=SL(2,Z)。