大阪大学 基礎工学研究科 数理科学 (システム創成専攻) 2023年度 数理科学 I [4]
Author
祭音Myyura (co-authored with GPT 5.6 SOL)
Description
(1) α,x>0 に対し ∫0xe−tsin(αt)dt を求めよ。
(2) [0,∞) 上の実数値連続関数 f に対する積分方程式
f(x)=e−xsinx+∫0π/2f(t)dt
を満たす関数を一つ求めよ。
(3) [0,∞) 上の実数値連続関数 y に対する積分方程式
y(x)=cos3x+∫0xy(t)dt
を満たす関数を一つ求めよ。
Kai
(1)
部分積分を二度行うと
∫0xe−tsin(αt)dt=1+α2α−e−x{sin(αx)+αcos(αx)}.
(2)
c=∫0π/2f(t)dt とおくと f(x)=e−xsinx+c。積分して
c=21−e−π/2+2πc.
ゆえに
f(x)=e−xsinx+2−π1−e−π/2.
(3)
積分方程式を微分すると
y′−y=−43(sinx+sin3x),y(0)=1.
積分因子 e−x と (1) により
y(x)=52ex+83(sinx+cosx)+403(sin3x+3cos3x).
この微分方程式を 0 から x まで積分し、y(0)=1 を用いれば元の積分方程式も満たす。