大阪大学 基礎工学研究科 数理科学 (システム創成専攻) 2023年度 数理科学 II [8]
Author
祭音Myyura (co-authored with GPT 5.6 SOL)
Description
n は正の整数とする。独立同分布な実数値確率変数 X1,…,Xn は R 上連続な密度 f をもつ。指示関数 IA を IA(x)=1 (x∈A)、IA(x)=0 (x∈/A) と定め、h>0,x∈R に対して
fn(x;h)=2nh1i=1∑nI(x−h,x+h](Xi)
と定める。
(1) E[fn(x;h)] と V[fn(x;h)] を求めよ。
(2) hn>0,hn→0 のとき limnE[fn(x;hn)] を求めよ。
(3) hn→0,nhn→∞ のとき、fn(x;hn) は f(x) の一致推定量であることを示せ。
Kai
(1)
ph=∫x−hx+hf(u)du とおくと指示変数は独立な Bernoulli(ph) に従う。したがって
E[fn(x;h)]=2hph,V[fn(x;h)]=4nh2ph(1−ph).
(2)
連続性から
2hn1∫x−hnx+hnf(u)du−f(x)≤∣u−x∣≤hnsup∣f(u)−f(x)∣→0.
ゆえに極限は f(x)。
(3)
(1) より
V[fn(x;hn)]≤2nhn12hnphn⟶0
である。 (2) からバイアスも 0 に収束するので平均二乗誤差が 0 に収束する。Markov の不等式により fn(x;hn)Pf(x)。