大阪大学 基礎工学研究科 数理科学 (システム創成専攻) 2023年度 数理科学 II [7]
Author
祭音Myyura (co-authored with GPT 5.6 SOL)
Description
n は正の整数とする。X は密度 p(x;λ)=λe−λx (x>0)、0 (x≤0) をもち、λ>0 とする。Y1,…,Yn は互いに独立で、X≤1 を条件とする X の条件付き分布に従う。
G(λ)=λ1−eλ−11,Yn=n1i∑Yi,Zn={Yn1/4Yn<1/2,Yn≥1/2
とする。
(1) G が狭義単調減少であることを示し、グラフの概形を描け。
(2) E[Y1] を求めよ。
(3) G(λn)=Zn を満たす λn は λ の一致推定量であることを示せ。
Kai
(1)
G′(λ)=−λ21+4sinh2(λ/2)1<0.
最後の不等号は sinhu>u (u>0) による。また
λ↓0limG(λ)=21,λ→∞limG(λ)=0.
したがって G は (0,∞) から (0,1/2) への連続な狭義減少全単射であり、概形は次のとおり。

(2)
条件付き密度は λe−λy/(1−e−λ) (0<y<1)。部分積分により
E[Y1]=1−e−λ∫01yλe−λydy=λ1−eλ−11=G(λ).
(3)
0<Zn<1/2 が確率 1 で成立するので、(1) より λn=G−1(Zn) は一意に定まる。
大数の法則により YnPG(λ)<1/2。したがって P(Zn=Yn)→0 であり、ZnPG(λ)。G−1 の連続性から
λnPG−1(G(λ))=λ.