大阪大学 基礎工学研究科 数理科学 (システム創成専攻) 2022年度 数理科学 II [7]
Author
祭音Myyura (co-authored with GPT 5.6 SOL)
Description
n は正の整数、0<p<1/3 とし、(X,Y,Z) はパラメータ (n;p,2p,1−3p) の三項分布に従う。ここで、パラメータ (n;q,r,s) の三項分布は、q,r,s≥0、q+r+s=1、非負整数 x,y,z、x+y+z=n に対して
P((X,Y,Z)=(x,y,z))=x!y!z!n!qxrysz
で与えられる。T=X+Y とおく。
(1) t=0,…,n、k=0,…,t に対して P(X=k,Y=t−k∣T=t) を求めよ。
(2) t=1,…,n に対し E[(X/n−p)2∣T=t]>(t/(3n)−p)2 を示せ。
(3) E[(X/n−p)2]>E[(T/(3n)−p)2] を示せ。
Kai
(1)
T∼Bin(n,3p) だから
P(X=k,Y=t−k∣T=t)=(kt)(31)k(32)t−k.
したがって X∣T=t∼Bin(t,1/3)。
(2)
条件付き分散と平均を用いて
E[(X/n−p)2∣T=t]=9n22t+(3nt−p)2.
t≥1 では第 1 項が正なので成立する。
(3)
(2) の等式は t=0 でも成立するので、T について期待値をとると
E[(X/n−p)2]−E[(T/(3n)−p)2]=9n22E[T]=3n2p>0.