大阪大学 基礎工学研究科 数理科学 (システム創成専攻) 2021年度 数理科学 II [9]
Author
祭音Myyura (co-authored with GPT 5.6 SOL)
Description
n は正の整数、μ>0 とし、独立な X1,…,Xn は密度
f(x;μ)=⎩⎨⎧2πx3μexp{−21(x−xμ)2}0x>0,x≤0
をもつ。α=1/μ+1/μ2 とおく。
(1) α の最尤推定量 α を求めよ。調和平均 Sn=(n−1∑iXi−1)−1 を用いてよい。
(2) t<μ2/2 について
E[et/X1]=μ2−2tμexp(μ−μ2−2t)
を示せ。
(3) α は α の不偏推定量であることを示せ。
Kai
(1)
定数項を除く対数尤度は
ℓ(μ)=nlogμ+nμ−2Snnμ2.
ℓ′′(μ)=−n/μ2−n/Sn<0 なので、唯一の最大点は
μ=2Sn+Sn2+4Sn.
スコア方程式より 1/μ+1/μ2=1/Sn。ゆえに
α=n1i=1∑nXi1.
(2)
a=μ2−2t>0 とおくと、x>0 で
et/xf(x;μ)=aμeμ−af(x;a).
両辺を積分し、f(⋅;a) の積分が 1 であることを用いれば所定の式を得る。
(3)
(2) の母関数を t=0 で微分して
E[X1−1]=dtdE[et/X1]t=0=μ1+μ21=α.
よって E[α]=α。