大阪大学 基礎工学研究科 数理科学 (システム創成専攻) 2021年度 数理科学 II [7]
Author
祭音Myyura (co-authored with GPT 5.6 SOL)
Description
n は2以上の整数とし、μ,γ は μ=0,γ>0 を満たす実数とする。独立な実数値確率変数 X1,…,Xn は平均 μ、分散 γ/μ2 の正規分布に従う。パラメータ空間は Θ={(μ,γ)∈R2∣μ=0,γ>0} である。
(1) (μ,γ) の最尤推定量 (μn,γn) を求めよ。
(2) 任意の (μ,γ)∈Θ、ε>0 に対して
P(∣μn−μ∣+∣γn−γ∣>ε)⟶0
を示せ。
Kai
(1)
σ2=γ/μ2 と再パラメータ化する。Xn=n−1∑Xi、Sn2=n−1∑(Xi−Xn)2 とおく。正規分布の尤度最大化より
μn=Xn,γn=Xn2Sn2.
n≥2 では Xn=0,Sn2>0 が確率 1 で成立するので、この組はほとんど確実に Θ に属する。
(2)
大数の法則により
XnPμ,Sn2=n1∑Xi2−Xn2Pμ2γ.
連続写像定理から γnPγ。したがって
P(∣μn−μ∣+∣γn−γ∣>ε)≤P(∣μn−μ∣>ε/2)+P(∣γn−γ∣>ε/2)→0.