大阪大学 基礎工学研究科 数理科学 (システム創成専攻) 2019年8月実施 数理科学 I [4]
Author
Miyake
Description
実数値関数 y(x) に対する微分方程式
y′−2xy=2x3(0<x<∞),y(0)=0
を考える。解は y(x)=∑k=0∞Ckxk と表され、項別微分可能とする。ただし、非負整数 k に対して Ck は実数である。
(1) C0,C1,C2,C3,C4 を求めよ。
(2) 非負整数 j に対して C2j+1 を求めよ。
(3) j を2以上の整数として C2j を求めよ。
(4) 級数を用いない形で解 y(x) を求めよ。
Kai
(1)
初期条件と係数比較より
C0=C1=C2=C3=0,C4=21.
(2)
x2j+2 の係数比較から
(2j+3)C2j+3=2C2j+1.
C1=0 と帰納法より C2j+1=0。
(3)
j≥2 では (2j+2)C2j+2=2C2j。C4=1/2 より
C2j=j!1(j≥2).
(4)
y(x)=j=2∑∞j!x2j=ex2−1−x2.