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大阪大学 基礎工学研究科 数理科学 (システム創成専攻) 2019年8月実施 数理科学 I [3]

Author

祭音Myyura (co-authored with GPT 5.6 SOL)

Description

u(x,y),v(x,y)u(x,y),v(x,y) は実2変数の実数値関数とする。z=x+iyz=x+iy に対し f(z)=u(x,y)+iv(x,y)f(z)=u(x,y)+iv(x,y) とおく。ただし i=1i=\sqrt{-1} である。

u(x,y)=x33xy2+x2y22xu(x,y)=x^3-3xy^2+x^2-y^2-2x

であり、fff(0)=0f(0)=0 を満たす正則関数である。

(1) v(x,y)v(x,y) を求め、f(z)f(z)zz の式で表せ。

(2) 整数 nn に対し、円 zn+i=2|z-n+i|=2 を反時計回りに一周する閉曲線を CnC_n とおき、

I(n)=Cn3f(z)z2(z21)(z24)dzI(n)=\int_{C_n}\frac{3f(z)}{z^2(z^2-1)(z^2-4)}\,dz

とする。I(n)|I(n)| が最大となる nn と、そのときの I(n)I(n) を求めよ。

Kai

(1)

u=(z3+z22z)u=\Re(z^3+z^2-2z) である。虚部の加法定数は f(0)=0f(0)=0 より 00 なので、

v=3x2yy3+2xy2y,f(z)=z3+z22z.\boxed{v=3x^2y-y^3+2xy-2y,\qquad f(z)=z^3+z^2-2z}.

(2)

被積分関数を約分すると

3z(z+1)(z2)=1z+132z+12(z2).\frac3{z(z+1)(z-2)}=\frac1{z+1}-\frac3{2z}+\frac1{2(z-2)}.

実数の極 aaCnC_n の内部にある条件は (an)2+1<4(a-n)^2+1<4、すなわち an1|a-n|\le1 である。留数定理より

I(n)2πi={1n=2,1/2n=1,0,1n=1,1/2n=2,3,0その他.\frac{I(n)}{2\pi i}=\begin{cases} 1&n=-2,\\-1/2&n=-1,0,\\-1&n=1,\\1/2&n=2,3,\\0&\text{その他}. \end{cases}

よって最大値は 2π2\pi で、

n=2: I(2)=2πi,n=1: I(1)=2πi.\boxed{n=-2:\ I(-2)=2\pi i,\qquad n=1:\ I(1)=-2\pi i}.