大阪大学 基礎工学研究科 数理科学 (システム創成専攻) 2019年8月実施 数理科学 II [2]
Author
祭音Myyura (co-authored with GPT 5.6 SOL)
Description
m≥n は自然数、b∈Rm とする。A は rankA=n を満たす m×n 実行列で、W={Ax∣x∈Rn} とおく。内積は標準内積とする。
(1) y∈Rn とする。b−Ay⊥W と ATb=ATAy が同値であることを示せ。
(2) x∈Rn とする。xTATAx=0 ならば x=0 を示せ。
(3) ATA が正則であることを示せ。
(4) b の W への直交射影は A(ATA)−1ATb であることを示せ。
Kai
(1)
b−Ay⊥W⟺xTAT(b−Ay)=0 (∀x∈Rn)⟺ATb=ATAy.
(2)
xTATAx=∥Ax∥2 なので Ax=0。列が一次独立であるから x=0。
(3)
ATAx=0 なら (2) より x=0。したがって核は {0} であり正則である。
(4)
y=(ATA)−1ATb とおくと u=Ay∈W で、(1) より v=b−u⊥W。よって
projWb=A(ATA)−1ATb.