大阪大学 基礎工学研究科 数理科学 (システム創成専攻) 2019年8月実施 数理科学 II [10]
Author
祭音Myyura (co-authored with GPT 5.6 SOL)
Description
n は正の整数、β は実数とする。X1,…,Xn は独立に N(1,1) に従い、Y1,…,Yn は互いに独立な {0,1} 値確率変数である。各 i=1,…,n に対して
P(Yi=1∣Xi=xi)=Φ(βxi)
とする。Φ は標準正規分布関数である。
(1) 全変数と独立な Z∼N(0,1) に対し P(Yi=1)=P(Z≤βXi) を示せ。
(2) n−1∑i=1nYiPΦ(β/1+β2) を示せ。
(3) Y1,…,Yn を用いて β の一致推定量を構成せよ。
Kai
(1)
条件付き期待値より
P(Yi=1)=E[Φ(βXi)]=E[P(Z≤βXi∣Xi)]=P(Z≤βXi).
(2)
βXi−Z∼N(β,1+β2) より、Yi は成功確率
p=Φ(1+β2β)
の独立同分布なベルヌーイ変数である。大数の法則から YnPp。
(3)
a=Φ(−1),b=Φ(1) とおく。推定量を
βn=⎩⎨⎧1−[Φ−1(Yn)]2Φ−1(Yn)0a<Yn<b,その他
と定める。真の p は (a,b) の内部にあり、上式の関数は p の近傍で連続で、その値は β。したがって (2) と連続写像定理より βnPβ。