大阪大学 基礎工学研究科 数理科学 (システム創成専攻) 2019年8月実施 数理科学 II [1]
Author
祭音Myyura (co-authored with GPT 5.6 SOL)
Description
(1) p>0 とする。
(a) fp(t)=(1+t2)1/2/(1+tp)1/p (t≥0) とおく。0<inft≥0fp(t) および supt≥0fp(t)<∞ を示せ。
(b) 正定数 Ap,Bp が存在して、任意の実数 x,y に対して
Ap(∣x∣p+∣y∣p)1/p≤(x2+y2)1/2≤Bp(∣x∣p+∣y∣p)1/p
となることを示せ。
(2) p,q>0 とし、D={(x,y)∣0<x2+y2<1} とする。広義積分
Ip,q=∬D(∣x∣p+∣y∣p)q/pdxdy
が収束するための必要十分条件を求めよ。
Kai
(1)
(a) fp は [0,∞) 上正値連続であり、t→∞ で fp(t)→1 である。十分大きい T について t≥T では 1/2<fp(t)<2。コンパクト区間 [0,T] での正の最小値と有限の最大値と合わせればよい。
(b) y=0 なら両ノルムの比は fp(∣x/y∣) である。y=0,x=0 の比は 1=fp(0)、原点では両辺 0。よって (a) の下限・上限を Ap,Bp にとればよい。
(2)
(1) より被積分関数は r−q と正定数倍の範囲で比較できる。極座標で
∬Dr−qdxdy=2π∫01r1−qdr.
したがって必要十分条件は p>0,0<q<2。