大阪大学 基礎工学研究科 機能創成専攻(機械科学)2018年度 機械科学I 問題3
Author
祭音Myyura (co-authored with GPT 6 Astra)
Description
(1) 非圧縮性流体(密度 ρ)が、断面積 A1 の管から A2>A1 の管へ急拡大して定常に流れる。拡大部から十分離れた上流・下流の流速と圧力は一様で、それぞれ u1,p1 と u2,p2 である。管外の圧力は一定値 p0 とする。壁面摩擦を無視し、拡大直後の環状渦領域の圧力を p1 とみなす。
(a) u2 を求めよ。(b) 拡大部を含む検査体積について運動量の式を書け。(c) 単位質量当たりの損失エネルギーを A1,A2,u1 で表せ。(d) 損失の生じる機構を説明せよ。(e) 流れ方向を正として、下流側の管に働く軸方向の力を A1,A2,p0,p1 で表せ。
(2) 断面積 A、長さ L の細い管が、体積 V≫AL の空洞と外部をつなぐヘルムホルツ共鳴器を考える。外部圧力は p0 一定、管内の平均密度は ρˉ とする。管長は音波の波長 2πa/ω より十分短く、管内流速 u(t) は軸方向に一様で空洞に流入する向きを正とする。空洞内の密度 ρ(t) と圧力 p(t) は一様、音速は a とし、粘性を無視する。
(a) 空洞内の質量保存式を書け。(b) 管内気体の運動方程式を書け。(c) ρ˙=p˙/a2 を用いて u の方程式を導け。(d) 固有角振動数を求めよ。(e) この振動を機械系に対応づけて説明せよ。
题目描述
(1) 密度 ρ 的不可压缩流体由截面积 A1 的管道突然扩张进入 A2>A1 的管道。远离扩张处的均匀流速、压力分别为 (u1,p1) 和 (u2,p2),外界压力为 p0。忽略壁面摩擦,将回流区压力视为 p1。求下游流速、动量平衡、单位质量的机械能损失,解释损失机理,并求下游管所受的轴向力。
(2) 长 L、截面积 A 的细管连接外界和体积 V≫AL 的空腔。细管长度远小于波长,管内速度均匀,平均密度为 ρˉ,以流入空腔为正;外压 p0 恒定,腔内密度与压力均匀,声速为 a。忽略黏性,建立质量、动量及声学关系,求速度振动方程、固有角频率和等效质量弹簧系统。
Kai
(1)(a), (b)
質量保存より
u2=A2A1u1.
検査体積の上流側には主流部 A1 と圧力 p1 の環状領域 A2−A1 がある。したがって
(p1−p2)A2=ρA2u22−ρA1u12,p2−p1=ρu2(u1−u2).
(1)(c), (d)
単位質量当たりの機械的エネルギーの減少は
ℓ=ρp1−p2+2u12−u22=2(u1−u2)2=2u12(1−A2A1)2.
急拡大により流れが剥離して再循環域が生じ、主流との混合・乱れを経て機械的エネルギーが内部エネルギーに変わる。壁面摩擦を無視しても混合による損失は残る。全エネルギーの保存が破れるという意味ではない。
(1)(e)
拡大段差の環状面では、管内部の圧力 p1 が管を上流向きに、外部圧力 p0 が下流向きに押す。管の平行な側壁には軸方向圧力成分がないので
Fx=(p0−p1)(A2−A1).
(2)(a), (b)
空洞への質量流入と、管内気体柱に働く圧力差から
Vρ˙=ρˉAu,ρˉALu˙=A(p0−p).
(2)(c), (d)
p˙=a2ρ˙=a2ρˉAu/V を運動方程式の時間微分に代入すると
u¨+LVa2Au=0,ω=aLVA.
(2)(e)
管内気体の変位を ξ(ξ˙=u)とすると、空洞への体積流入は Aξ、圧力上昇は p−p0=ρˉa2Aξ/V である。したがって
meff=ρˉAL,keff=Vρˉa2A2,meffξ¨+keffξ=0.
管内の気体柱が質量、空洞内気体の圧縮性がばねの役割を果たす。
Reference