大阪大学 基礎工学研究科 機能創成専攻(機械科学) 2017年8月実施 機械科学II 問題1
Author
祭音Myyura (co-authored with GPT 6 Astra)
Description
問題1 次の(1),(2)の両方を解答し,それぞれ別の解答用紙に記入せよ。
(1) XY 平面上(X≥0,Y≥0)を移動する点 P および点 Q を考える。時刻 t における点 P,点 Q の位置をそれぞれ P(t),Q(t) と表す。t=0 のとき,点 P は P(0)=(0,a)(ただし,a>0)に,点 Q は Q(0)=(0,0) に位置している。その後,点 Q が速さ VQ(ただし,VQ>0)で X 軸上を正方向に移動し始めるのと同時に,点 P は速さ VP(ただし,VP>0)で P(t)Q(t) の方向に向かって移動し続け,点 Q を追跡する(図2-1)。VP,VQ は一定であり,点 P の進行経路の接線は常に点 Q の方向を向いているものとする。P(t)=(x,y) とするとき,以下の問に答えよ。

(a) 時刻 t における線分 PQ の傾き dy/dx を x,y,t,VQ を用いて表せ。
(b) 点 P の経路 x(y) は次の微分方程式で表されることを示せ。ただし,u=dx/dy, k=VQ/VP とする。
ydydu=k1+u2,u∣y=a=0(1)
(c) f(u)=u+1+u2 について,f(u)df/du を求めよ。
(d) k=1 の場合について,(1)式から x(y) を導出せよ。
(e) k=1 の場合について,(1)式から x(y) を導出せよ。
(f) k<1 のとき,点 P は点 Q に追いつくことができる。その時刻を a,VP,VQ を用いて表せ。
(2) 漸化式
xn+2=xn+1+xn
について以下の問に答えよ。ただし,n=0,1,2,3,… とする。
(a) 上の漸化式を
(xn+2xn+1)=A(xn+1xn)
の形で表すとき,行列 A を求めよ。
(b) A の固有値 λ1 および λ2 を求めよ。また,
u1=(1−λ2),u2=(1−λ1)
が λ1 および λ2 にそれぞれ対応する固有ベクトルであることを示せ。
(c) An を λ1 と λ2 を用いて表せ。
(d) x0=0,x1=1 とするとき,xn を求めよ。
(e) 問(d)のとき,n→∞limxnxn+1 を求めよ。
题目描述
问题1 第(1)、(2)问均须作答,分别写在不同的答题纸上。
(1) 考虑在 XY 平面第一象限及其边界(X≥0,Y≥0)运动的点 P、Q。时刻 t 的位置分别记为 P(t),Q(t)。在 t=0 时,P(0)=(0,a),其中 a>0,且 Q(0)=(0,0)。此后,点 Q 以速率 VQ>0 沿 X 轴正方向开始运动;与此同时,点 P 以速率 VP>0 持续沿 P(t)Q(t) 方向移动,追踪点 Q,如图2-1。VP,VQ 均恒定,P 的运动轨迹切线始终指向 Q。令 P(t)=(x,y),回答下列问题。
(a) 用 x,y,t,VQ 表示时刻 t 线段 PQ 的斜率 dy/dx。
(b) 证明点 P 的轨迹 x(y) 可由下列微分方程表示,其中 u=dx/dy, k=VQ/VP。
ydydu=k1+u2,u∣y=a=0(1)
(c) 对 f(u)=u+1+u2,求 f(u)df/du。
(d) 当 k=1 时,从式(1)推导 x(y)。
(e) 当 k=1 时,从式(1)推导 x(y)。
(f) 当 k<1 时,P 能追上 Q。用 a,VP,VQ 表示追上的时刻。
(2) 对递推关系
xn+2=xn+1+xn,n=0,1,2,3,…,
回答下列问题。
(a) 将该递推关系写成
(xn+2xn+1)=A(xn+1xn)
的形式,求矩阵 A。
(b) 求 A 的特征值 λ1,λ2,并证明
u1=(1−λ2),u2=(1−λ1)
分别为对应于 λ1,λ2 的特征向量。
(c) 用 λ1,λ2 表示 An。
(d) 当 x0=0,x1=1 时,求 xn。
(e) 在第(d)问的条件下,求 n→∞limxnxn+1。
Kai
(1)(a), (b)
追跡方向は (VQt−x,−y) なので
dxdy=VQt−x−y,u=yx−VQt,x−yu=VQt.
y は減少し、速さ一定より dt/dy=−1+u2/VP。最後の等式を y で微分すると
−ydydu=VQdydt,ydydu=k1+u2,u(a)=0.
(1)(c)
f′(u)=1+1+u2u=1+u2f(u),f(u)f′(u)=1+u21.
これを用いて積分すれば logf(u)=klog(y/a)。u=(f−f−1)/2 より
u=21[(ay)k−(ay)−k].
(1)(d), (e)
x(a)=0 を用いて u=dx/dy を積分する。k=1 なら
x(y)=4ay2−a2+2alogya.
k=1 なら
x(y)=2a[1+k(y/a)1+k−1−k(y/a)1−k]+1−k2ak.
(1)(f)
0<k<1 では y→0 のとき x→ak/(1−k2)、yu→0。x−yu=VQt から
tcatch=VP(1−k2)a=VP2−VQ2aVP.
(2)(a), (b)
A=(1110),det(λI−A)=λ2−λ−1,
λ1=21+5,λ2=21−5.
λ1+λ2=1, λ1λ2=−1 より、指定された u1,u2 はそれぞれ Auj=λjuj を満たす。
(2)(c)
P=(u1 u2) とおいて An=Pdiag(λ1n,λ2n)P−1 を計算すると
An=51(λ1n+1−λ2n+1λ1n−λ2nλ1n−λ2nλ1n−1−λ2n−1).
n=0 でも右辺は単位行列となる。
(2)(d), (e)
(xn+1,xn)T=An(1,0)T より
xn=5λ1n−λ2n.
∣λ2/λ1∣<1 なので
n→∞limxnxn+1=λ1=21+5.
Reference