大阪大学 基礎工学研究科 電子光科学 (システム創成専攻) 2021年度 電子光科学 [I-3]
Author
祭音Myyura (co-authored with GPT 5.6 SOL)
Description
微分方程式
f′′(x)+(−x2+2n+1)f(x)=0
について考える。ただし、n は非負の整数 (n=0,1,2,…) であるとする。以下の問に答えよ。
(1) n=0 の場合に e−x2/2 が解となることを示せ。
(2) f(x)=h(x)e−x2/2 とするとき、h(x) が満たすべき微分方程式を導け。
(3) h(x) が多項式で与えられるとし、係数 ak を用いて
h(x)=k=0∑∞akxk
と書くことにする。このとき、ak が満たすべき漸化式を求めよ。また、h(x) が有限の次数の多項式となるとき、その次数を n を用いて表せ。
Kai
(1)
f=e−x2/2 なら f′′=(x2−1)e−x2/2。よって f′′+(−x2+1)f=0。
(2)
f′′=e−x2/2(h′′−2xh′+(x2−1)h)
を代入して h′′−2xh′+2nh=0。
(3)
xk の係数を比較すると
(k+2)(k+1)ak+2+2(n−k)ak=0,
したがって
ak+2=(k+2)(k+1)2(k−n)ak(k≥0).
非零多項式の次数を m とすると最高次の係数は 2(n−m)am=0。ゆえに m=n。
n が偶数なら a1=0、奇数なら a0=0 とし、残る初期係数を非零に選べば k=n で級数が打ち切られる。