大阪大学 基礎工学研究科 電子光科学 (システム創成専攻) 2019年度 電子光科学 [I-2]
Author
祭音Myyura (co-authored with GPT 5.6 SOL)
Description
以下の問に答えよ。ただし、z=x+iy、i は虚数単位とする。
(1) 次の複素関数の特異点での留数を求めよ。
f(z)=zeiz2.
(2) 問 (1) の f(z) を下図の積分路で積分することによって、次の実関数の定積分の値を求めよ。
∫0∞xsinx2dx.
ただし図の点 O は原点、C2,C4 はそれぞれ半径 r,ε の 1/4 円周である。向きは ε→r→ir→iε→ε とする。

Kai
(1)
唯一の特異点は z=0 であり、eiz2/z=z−1+iz+⋯ より
Resz=0f=1.
(2)
積分路の内側には特異点がないので、4つの積分の和は 0。
C3 上で z=iy とおくと
∫C1fdz+∫C3fdz=2i∫εrxsinx2dx.
C4 上では z=εeiθ、θ:π/2→0 なので
∫C4fdz=i∫π/20eiε2e2iθdθ⟶−2πi.
また、C2 の積分の絶対値は
∫0π/2e−r2sin2θdθ≤2∫0π/4e−4r2θ/πdθ≤2r2π⟶0.
よって 2iI−πi/2=0 から I=π/4。