跳到主要内容

大阪大学 基礎工学研究科 電子光科学 (システム創成専攻) 2018年度 電子光科学 [I-4]

Author

祭音Myyura (co-authored with GPT 5.6 SOL)

Description

連続関数 h(t)h(t) の時間間隔 TT ごとの標本値 h(nT)h(nT) を用いて

h^(t)=n=h(nT)δ(tnT)\hat h(t)=\sum_{n=-\infty}^\infty h(nT)\delta(t-nT)

を定義する。ここで δ(t)\delta(t) はデルタ関数である。h(t)h(t) のフーリエ変換を H(f)H(f) として、以下の問に答えよ。

(1) h^(t)\hat h(t) のフーリエ変換 H^(f)\hat H(f)H(f)H(f) で表す式を導出せよ。

(2) H(f)H(f) が下図で与えられ、H(f)=0H(f)=0 (f>W)(|f|>W) とする。h^(t)\hat h(t) から h(t)h(t) が再現できる条件を記し、その条件が満たされている場合について、問 (1) の結果を用いて H^(f)\hat H(f) の概形を描け。ただし、横軸には必要な値を明記せよ。

帯域制限されたスペクトル

Kai

(1)

フーリエ変換を H(f)=h(t)e2πiftdtH(f)=\int h(t)e^{-2\pi ift}dt とする。周期 TT のインパルス列は

nδ(tnT)=1Tke2πikt/T.\sum_n\delta(t-nT)=\frac1T\sum_k e^{2\pi ikt/T}.

これに h(t)h(t) を掛けて変換すると

H^(f)=1Tk=H(fkT).\boxed{\hat H(f)=\frac1T\sum_{k=-\infty}^\infty H\left(f-\frac{k}{T}\right)}.

(2)

各複製の支持区間は [k/TW,k/T+W][k/T-W,k/T+W]。これらが重ならない条件は

1T2W.\boxed{\frac1T\ge2W}.

図のように端点で H(±W)=0H(\pm W)=0 なら等号も許される。fW|f|\le W の成分を利得 TT の理想低域フィルタで取り出せば H(f)H(f) を復元できる。

標本化後の周期的なスペクトル