大阪大学 工学研究科 機械工学専攻 2018年8月実施 熱工学 問題1
Author
祭音Myyura (refined with GPT 6 Astra)
Description
問題1(解答用紙:赤)
高温熱源と低温熱源の間で作動する熱機関について、以下の問いに答えなさい。
(1) 質量 M[kg]、定圧比熱 c[kJ/(kg⋅K)] がともに一定で等しい2つの熱源がある。両熱源の初期の温度をそれぞれ T1[K]、T2[K](T1>T2)とする。両熱源間で可逆熱機関を作動させる場合を考える。その際に、2つの熱源と外部との間の熱の移動はないものとする。両熱源がある同じ温度となるまでに、この可逆熱機関で取り出される仕事 W[kJ] を求めなさい。ただし、両熱源の体積は一定で変化しないものとする。
(2) 大気圧下におかれた初期の温度 Ti[K]、質量 M[kg] の氷を低温熱源とし、温度が Ta[K] の無限量の水を高温熱源として動作する熱機関を考える。この熱機関が理論最大熱効率で動作するとき、高温熱源と低温熱源の両者が平衡状態に達するまで、すなわち、低温熱源が温度 Ta[K] の水になるまで、この熱機関を作動させる場合に取り出される仕事 W[kJ] を求めなさい。ただし、大気圧下の氷の融解温度を Tm[K](Ti<Tm<Ta)、氷の定圧比熱を ci[kJ/(kg⋅K)]、氷の融解潜熱を hi[kJ/kg]、水の定圧比熱を cw[kJ/(kg⋅K)] とし、それぞれ一定値であるとする。ただし、氷および水の体積は一定で変化しないものとする。
题目描述
问题1(使用红色答题纸)
针对在高温热源和低温热源之间工作的热机,回答下列问题。
(1) 两个热源的质量均为 M[kg],定压比热均为 c[kJ/(kg⋅K)],二者均保持不变。初始温度分别为 T1[K]、T2[K],且 T1>T2。在两热源之间运行可逆热机,两个热源均不与外界交换热量。求两热源达到相同温度前,该可逆热机能够输出的功 W[kJ]。两热源的体积均保持不变。
(2) 以大气压下初始温度为 Ti[K]、质量为 M[kg] 的冰为低温热源,以温度为 Ta[K] 的无限量水为高温热源,运行一台热机。热机以理论最大热效率运行,直至高、低温热源达到平衡,即低温热源变成温度为 Ta[K] 的水。求在此过程中输出的功 W[kJ]。大气压下冰的熔点为 Tm[K](Ti<Tm<Ta),冰的定压比热为 ci[kJ/(kg⋅K)],熔化潜热为 hi[kJ/kg],水的定压比热为 cw[kJ/(kg⋅K)],这些量均为常数。冰和水的体积均保持不变。
Kai
(1)
終温度を Tf とする。可逆かつ外界と断熱なので全エントロピー変化は零である。
MclogT1Tf+MclogT2Tf=0⟹Tf=T1T2.
外部への仕事は両熱源のエネルギー減少に等しいから
W=Mc(T1+T2−2T1T2)=Mc(T1−T2)2 [kJ].
(2)
低温熱源の温度が T のとき、これに流入する熱を δQL とする。可逆熱機関では δQH/Ta=δQL/T なので
δW=(TTa−1)δQL.
氷の昇温、融解、水の昇温の三段階を足し合わせると
W=Mci∫TiTm(TTa−1)dT+Mhi(TmTa−1)+Mcw∫TmTa(TTa−1)dT.
したがって
W=M{ci[TalogTiTm−(Tm−Ti)]+hi(TmTa−1)+cw[TalogTmTa−(Ta−Tm)]} [kJ].