大阪大学 工学研究科 機械工学専攻 2019年度 熱工学 問題1
Author
祭音Myyura (refined with GPT 6 Astra)
Description
高温熱源と低温熱源の間で作動する熱機関について答えよ。
- 質量 M[kg]、一定の定圧比熱 c[kJ/(kg⋅K)] がともに等しい二つの熱源があり、初期温度は T1>T2 である。外界との熱交換なしに両者の間で可逆熱機関を作動させ、同じ温度になるまでに取り出せる仕事 W[kJ] を求めよ。熱源の体積は一定で変化しない。
- 大気圧下の質量 M、初期温度 Ti の氷を低温熱源とし、温度 Ta の無限量の水を高温熱源とする熱機関を、理論最大効率で作動させる。低温熱源が Ta の水になるまでに取り出せる仕事 W を求めよ。氷の融解温度を Tm(Ti<Tm<Ta)、氷の定圧比熱を ci、融解潜熱を hi[kJ/kg]、水の定圧比熱を cw とし、いずれも一定とする。氷・水の体積は変化しないものとする。
题目描述
(1)两有限热源质量均为 M、恒定比热均为 c,初温 T1>T2,体积不变且不与外界换热。可逆热机工作至两者同温,求输出功。(2)以初温 Ti、质量 M 的冰为冷源,以温度 Ta 的无限量水为热源,热机始终按理论最大效率运行,直到冷源成为 Ta 的水。已知融点 Tm 满足 Ti<Tm<Ta,冰、水比热为 ci,cw,融解潜热为 hi,均为常数,忽略体积变化,求总输出功。热容和潜热使用kJ单位。
Kai
(1)
終温度を Tf とする。可逆かつ外界と断熱なので全エントロピー変化は零である。
MclogT1Tf+MclogT2Tf=0⟹Tf=T1T2.
外部への仕事は両熱源のエネルギー減少に等しいから
W=Mc(T1+T2−2T1T2)=Mc(T1−T2)2 [kJ].
(2)
低温熱源の温度が T のとき、これに流入する熱を δQL とする。可逆熱機関では δQH/Ta=δQL/T なので
δW=(TTa−1)δQL.
氷の昇温、融解、水の昇温の三段階を足し合わせると
W=Mci∫TiTm(TTa−1)dT+Mhi(TmTa−1)+Mcw∫TmTa(TTa−1)dT.
したがって
W=M{ci[TalogTiTm−(Tm−Ti)]+hi(TmTa−1)+cw[TalogTmTa−(Ta−Tm)]} [kJ].