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大阪大学 工学研究科 機械工学専攻 2019年度 力学 問題1

Author​

祭音Myyura (refined with GPT 6 Astra)

Description​

質点は重力のほかに、大きさが質量に比例する水平左向きの力を受ける。質量に対する比例係数を p>0p>0、重力加速度の大きさを gg とする。質点を点 A から水平面と角 α\alpha(0<α<π/20<\alpha<\pi/2)をなす方向へ初速 v0v_0 で投げ出す。

  1. 図1のように、質点が再び A を含む水平面上の点 B に達するとき、A と B の距離を求めよ。
  2. (1) で A と B の距離が 00 になる α\alpha を求めよ。
  3. 質点が軌道の最高点 C に達した瞬間、図2のように右側から水平左向きに速さ v1v_1 で進む同質量の別の質点と完全非弾性衝突する。衝突直後の質点の速度を求めよ。
  4. (3) の後、図3のように質点が再び A を含む水平面上の点 D に達するとする。A と D の距離が 00 となる v1v_1 を求めよ。
  5. (4) の場合、C から D までの軌道は放物線の一部となる。この放物線の軸と D の距離を求めよ。

原題の図

题目描述​

质点除重力外,还受到大小与质量成正比、方向水平向左的恒力,比例系数为 p>0p>0,重力加速度为 gg。从 A 点以初速 v0v_0、与水平夹角 α∈(0,π/2)\alpha\in(0,\pi/2) 向右上方发射质点。

  1. 质点再次到达通过 A 的水平面上 B 点时,求 A、B 的距离。
  2. 求 B 与 A 重合时的发射角。
  3. 质点到达最高点 C 时,与从右侧水平向左以速率 v1v_1 运动的同质量质点发生完全非弹性碰撞,求碰撞后速度。
  4. 碰撞后的质点再次落到通过 A 的水平面上 D 点,求使 D 与 A 重合的 v1v_1。
  5. 在 (4) 情况下,碰撞后轨道属于一条抛物线,求 D 点到该抛物线轴线的距离。

Kai​

(1)​

A を原点、右向きを xx、上向きを yy とする。運動方程式と初期条件から

x=v0cos⁡α t−12pt2,y=v0sin⁡α t−12gt2.x=v_0\cos\alpha\,t-\frac12pt^2, \qquad y=v_0\sin\alpha\,t-\frac12gt^2.

y=0y=0 に戻る時刻は tB=2v0sin⁡α/gt_B=2v_0\sin\alpha/g なので

xB=2v02sin⁡αg(cos⁡α−pgsin⁡α).x_B=\frac{2v_0^2\sin\alpha}{g} \left(\cos\alpha-\frac pg\sin\alpha\right).

距離としては

AB=2v02sin⁡αg∣cos⁡α−pgsin⁡α∣.\boxed{AB=\frac{2v_0^2\sin\alpha}{g} \left|\cos\alpha-\frac pg\sin\alpha\right|}.

図1のように B が A の右側にある場合、絶対値内は正である。

(2)​

0<α<π/20<\alpha<\pi/2 より sin⁡α≠0\sin\alpha\ne0。従って

cos⁡α−pgsin⁡α=0,α=arctan⁡gp.\cos\alpha-\frac pg\sin\alpha=0, \qquad \boxed{\alpha=\arctan\frac gp}.

(3)​

最高点に達する時刻とその水平速度を

tc=v0sin⁡αg,w=v0cos⁡α−ptc=v0(cos⁡α−pgsin⁡α)t_c=\frac{v_0\sin\alpha}{g},\qquad w=v_0\cos\alpha-pt_c =v_0\left(\cos\alpha-\frac pg\sin\alpha\right)

とする。最高点では鉛直速度は 00 である。衝突中の外力の力積は無視でき、二つの質量は等しいので、完全非弾性衝突直後の速度は

(vx,vy)=(w−v12, 0).\boxed{(v_x,v_y)=\left(\frac{w-v_1}{2},\ 0\right)}.

負の vxv_x は左向きの運動を表す。

(4)​

C の座標は

xc=v0cos⁡α tc−12ptc2,yc=12gtc2.x_c=v_0\cos\alpha\,t_c-\frac12pt_c^2, \qquad y_c=\frac12gt_c^2.

衝突後も加速度は (−p,−g)(-p,-g) であるため、C から水平面までの落下時間は tct_c。よって

xD=xc+w−v12tc−12ptc2=tc2(3w−v1).x_D=x_c+\frac{w-v_1}{2}t_c-\frac12pt_c^2 =\frac{t_c}{2}(3w-v_1).

従って

v1=3w=3v0(cos⁡α−pgsin⁡α).\boxed{v_1=3w=3v_0\left(\cos\alpha-\frac pg\sin\alpha\right)}.

左向きの速さ v1>0v_1>0 が実現するには w>0w>0、すなわち α<arctan⁡(g/p)\alpha<\arctan(g/p) が必要である。この場合、衝突直後の速度は (−w,0)(-w,0) となる。

(5)​

G=p2+g2G=\sqrt{p^2+g^2} とし、C を原点として、合加速度に垂直な座標 XX と、その反対向きの座標 YY を取る。

X=g(x−xc)−p(y−yc)G,Y=p(x−xc)+g(y−yc)G.X=\frac{g(x-x_c)-p(y-y_c)}{G},\qquad Y=\frac{p(x-x_c)+g(y-y_c)}{G}.

C からの経過時間を τ\tau とすると

X=−gwGτ,Y=−pwGτ−12Gτ2.X=-\frac{gw}{G}\tau, \qquad Y=-\frac{pw}{G}\tau-\frac12G\tau^2.

放物線の頂点では Y˙=0\dot Y=0 であるから、軸は

X=Xaxis=pgw2G3X=X_{\mathrm{axis}}=\frac{pgw^2}{G^3}

という直線である。一方、D では τ=tc\tau=t_c より XD=−gwtc/GX_D=-gwt_c/G。したがって求める垂直距離は

d=gwtcG+pgw2G3=v02(gcos⁡α−psin⁡α)(gsin⁡α+pcos⁡α)(p2+g2)3/2.\begin{aligned} d&=\frac{gwt_c}{G}+\frac{pgw^2}{G^3}\\ &=\boxed{\frac{v_0^2(g\cos\alpha-p\sin\alpha) (g\sin\alpha+p\cos\alpha)}{(p^2+g^2)^{3/2}}}. \end{aligned}

ここでは (4) の w>0w>0 を用いた。放物線の軸は合加速度に平行であり、鉛直線ではない。