大阪大学 工学研究科 機械工学専攻 2018年度 力学 問題1
Author
祭音Myyura (refined with GPT 6 Astra)
Description
原点を O、z 軸を鉛直上向きとする直交座標 (x,y,z) と円筒座標 (r,θ,z) を考える。両者は x=rcosθ,y=rsinθ で関係付けられる。θ を一定とする平面上に、滑らかで単調増加する曲線 z=f(r) があり、f(0)=0,f(a)=b(a,b>0)、r>0 で 0<df/dr<∞ を満たす。この曲線を z 軸のまわりに回転してできる面の内側を、質量 m の質点が摩擦なく運動する。重力加速度の大きさを g とする。
- 質点が高さ z を一定にして半径 r の円周を速さ v で運動するとき、面からの抗力の大きさ N と曲面の傾き dz/dr を求めよ。
- (1) の円運動の速さ v が半径 r に比例するとき、f(r) を求めよ。
- 質点の運動エネルギーと位置エネルギーを r,θ,z およびそれらの時間微分で表せ。位置エネルギーは z=0 で 0 とする。
- 原点 O まわりの角運動量の z 成分から、r2θ˙ が一定であることを示せ。
- (2) の曲面で、質点を初期位置 (r0,0,z0) から水平方向に速さ v0 で運動させると、半径 r0、高さ一定の円運動となる。同じ位置から水平な接線方向の初速を v1<v0 に変えたとき、その後の z 座標の最小値を求めよ。

题目描述
取竖直向上为 z 轴,直角坐标和柱坐标满足 x=rcosθ,y=rsinθ。光滑单调增加的母线 z=f(r) 满足 f(0)=0,f(a)=b(a,b>0),且对 r>0 有 0<f′(r)<∞。将其绕 z 轴旋转得到一个曲面,质量为 m 的质点沿曲面内侧无摩擦运动,重力加速度为 g。
- 当质点在高度不变、半径为 r 的圆周上以速率 v 运动时,求支持力大小 N 和曲面斜率 dz/dr。
- 若这样的圆周运动速率与半径成正比,求 f(r)。
- 用柱坐标及其时间导数表示动能和重力势能,取 z=0 处势能为零。
- 由绕原点的角动量的竖直分量证明 r2θ˙ 守恒。
- 在 (2) 的曲面上,从 (r0,0,z0) 给予水平切向速率 v0 时恰好做等高圆周运动。若从相同位置将初速降为 v1<v0,求以后运动的最低高度。
Kai
(1)
曲面の接線と水平面のなす角を ϕ とすると、tanϕ=dz/dr である。抗力の鉛直・半径方向成分から
Ncosϕ=mg,Nsinϕ=rmv2.
よって
N=mg2+r2v4,drdz=grv2.
(2)
v=cr とおくと、f′(r)=c2r/g。f(0)=0 と f(a)=b を使って
f(r)=2gc2r2,c2=a22gb.
従って
f(r)=a2br2.
(3)
x˙2+y˙2=r˙2+r2θ˙2 なので
T=2m(r˙2+r2θ˙2+z˙2),U=mgz.
(4)
角運動量の z 成分は
Lz=m(xy˙−yx˙)=mr2θ˙.
重力と面の法線抗力はいずれも z 軸まわりのモーメントを持たない。従って L˙z=0、すなわち
r2θ˙=一定.
(5)
円運動の条件から
v02=gr0f′(r0)=a22gbr02=2gz0.
初速 v1 の場合、角運動量保存より r2θ˙=r0v1。また r2/r02=z/z0 だから
r2θ˙2=zv12z0.
高さの極値では r˙=z˙=0 となるため、エネルギー保存は
21mv12+mgz0=21mzv12z0+mgz.
整理すると
(z−z0)(2gz−v12)=0.
v12<v02=2gz0 より、初期高度 z0 は最大値、他方が最小値となる。したがって
zmin=2gv12=z0(v0v1)2.
v1=0 の場合も、質点が底 z=0 に達するので同じ式となる。