大阪大学 工学研究科 機械工学専攻 2014年8月実施 熱工学 問題2
Author
祭音Myyura (refined with GPT 6 Astra)
Description
問題2(解答用紙:白)
下図に示すように断面が円形で無限に長い電源コードが周囲温度 T0 の空気中にある。中心部には半径 r1 の円柱の銅線があり、その周りは円筒の被覆材によって覆われている。この被覆材の外側の半径は r2 である。また、銅線と被覆材の断面中心は同一で、この中心を原点 O とし、半径方向に r 軸をとる。銅線と被覆材との界面は完全に接触しているものとする。この電源コードを通電することによって、銅線のみが単位体積、単位時間あたり w の発熱をして、十分な時間が経った後、この電源コードの温度分布が定常状態になった。銅線の熱伝導率を λ1、被覆材の熱伝導率を λ2、被覆材表面(r=r2)と空気の間の熱伝達率を h とし、それぞれ一定とする。以下の問いに答えなさい。
(1) 銅線と被覆材との界面での熱流束および、被覆材の外側表面での熱流束をそれぞれ求めなさい。
(2) 被覆材の外側表面の温度を求めなさい。
(3) 銅線と被覆材との界面の温度を求めなさい。
(4) 銅線の中心の温度を求めなさい。

题目描述
问题2(使用白色答题纸)
如图,一根圆形截面、无限长的电源线置于环境温度为 T0 的空气中。中心为半径 r1 的圆柱形铜线,外面包覆圆筒形材料,包覆层外半径为 r2。铜线与包覆层同心,以共同的截面中心 O 为原点,沿径向取 r 轴。假定铜线与包覆层的界面完全接触。通电后,仅铜线以单位体积、单位时间 w 的速率发热;经过足够长时间,温度分布达到稳态。铜线的导热系数为 λ1,包覆材料的导热系数为 λ2,包覆层表面(r=r2)与空气间的换热系数为 h,三者均为常数。回答下列问题。
(1) 分别求铜线与包覆层界面的热流密度,以及包覆层外表面的热流密度。
(2) 求包覆层外表面的温度。
(3) 求铜线与包覆层界面的温度。
(4) 求铜线中心的温度。
Kai
(1)
単位長さ当たりの発熱量は wπr12 である。半径 r の面を通る外向き熱流束は、被覆内で qr=wr12/(2r) となるので
qr(r1)=2wr1,qr(r2)=2r2wr12.
(2)
被覆外表面の温度を Ts とすると h(Ts−T0)=qr(r2) だから
Ts=T0+2hr2wr12.
(3)
被覆内で −λ2dT/dr=wr12/(2r) を積分する。界面温度 Tb は
Tb=Ts+2λ2wr12logr1r2.
(4)
銅線内では半径 r までの発熱量から qr=wr/2 である。したがって
T(r)=Tb+4λ1w(r12−r2),
よって中心温度は
T(0)=T0+2hr2wr12+2λ2wr12logr1r2+4λ1wr12.