大阪大学 工学研究科 機械工学専攻 2015年度 熱工学 問題2
Author
祭音Myyura (refined with GPT 6 Astra)
Description
無限に長い円形銅線を絶縁体で被覆し、周囲温度 T0 の空気中に置く。銅線の半径は r1、被覆の外半径は r2、熱伝導率はそれぞれ λ1,λ2 である。銅線内部には一様な単位体積当たりの発熱量 w があり、被覆内部には発熱がない。外表面の熱伝達率は h とする。定常状態を考え、物性値は一定、接触熱抵抗は無視する。

- 銅線と被覆の境界、および被覆外表面での熱流束を求めよ。
- 被覆外表面の温度を求めよ。
- 銅線と被覆の境界温度を求めよ。
- 銅線中心の温度を求めよ。
题目描述
无限长铜线半径为 r1、导热系数为 λ1,外覆绝缘层至半径 r2,导热系数为 λ2。铜线内均匀体积发热率为 w,绝缘层不发热,接触热阻忽略。周围空气温度为 T0,外表面对流换热系数为 h,物性恒定且处于稳态。求两界面的热流密度、外表面温度、铜线与绝缘层界面温度,以及铜线中心温度。
Kai
(1)
単位長さ当たりの発熱量は wπr12 である。半径 r の面を通る外向き熱流束は、被覆内で qr=wr12/(2r) となるので
qr(r1)=2wr1,qr(r2)=2r2wr12.
(2)
被覆外表面の温度を Ts とすると h(Ts−T0)=qr(r2) だから
Ts=T0+2hr2wr12.
(3)
被覆内で −λ2dT/dr=wr12/(2r) を積分する。界面温度 Tb は
Tb=Ts+2λ2wr12logr1r2.
(4)
銅線内では半径 r までの発熱量から qr=wr/2 である。したがって
T(r)=Tb+4λ1w(r12−r2),
よって中心温度は
T(0)=T0+2hr2wr12+2λ2wr12logr1r2+4λ1wr12.