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大阪大学 工学研究科 機械工学専攻 2015年度 数学 問題2

Author​

祭音Myyura (refined with GPT 6 Astra)

Description​

以下の問いに答えなさい。

  1. 関数 log⁡(x+x2+1)\log(x+\sqrt{x^2+1}) を xx で微分しなさい。

  2. xyxy 平面上の曲線 y=y(x)y=y(x) を考える。この曲線の接線と xx 軸の正の向きとのなす角を θ\theta とし、反時計回りを正として −π/2<θ<π/2-\pi/2<\theta<\pi/2 とする。θ\theta が次の微分方程式 (A) を満たすとき、これを yy と xx に関する微分方程式に書き換えなさい。ただし、aa は正の定数とする。

    1cos⁡θdθdx=a.(A)\frac1{\cos\theta}\frac{d\theta}{dx}=a.\tag{A}
  3. z=dy/dxz=dy/dx とおいて、(2) で得られた微分方程式を zz と xx に関する微分方程式に書き換え、その一般解を求めなさい。必要であれば (1) の結果を用いてよい。

  4. y(1)=y(−1)=0y(1)=y(-1)=0 を満たす曲線を求め、その概形を描きなさい。

题目描述​

  1. 求 log⁡(x+x2+1)\log(x+\sqrt{x^2+1}) 对 xx 的导数。
  2. 平面曲线 y=y(x)y=y(x) 的切线与 xx 轴正向的夹角为 θ\theta,逆时针方向为正,且 −π/2<θ<π/2-\pi/2<\theta<\pi/2。已知 sec⁡θ dθ/dx=a\sec\theta\,d\theta/dx=a,其中 a>0a>0,将其改写为关于 y,xy,x 的微分方程。
  3. 令 z=dy/dxz=dy/dx,求所得关于 z,xz,x 的微分方程的通解,可使用第 (1) 问结果。
  4. 求满足 y(1)=y(−1)=0y(1)=y(-1)=0 的曲线,并画出其概形。

Kai​

(1)​

ddxlog⁡(x+x2+1)=1+x/x2+1x+x2+1=1x2+1.\frac{d}{dx}\log\left(x+\sqrt{x^2+1}\right) =\frac{1+x/\sqrt{x^2+1}}{x+\sqrt{x^2+1}} =\boxed{\frac1{\sqrt{x^2+1}}}.

(2)​

y′=tan⁡θy'=\tan\theta より y′′=sec⁡2θ θ′y''=\sec^2\theta\,\theta' である。また、指定された範囲では cos⁡θ>0\cos\theta>0 なので

sec⁡θ=1+(y′)2.\sec\theta=\sqrt{1+(y')^2}.

したがって (A) は

y′′1+(y′)2=a\boxed{\frac{y''}{\sqrt{1+(y')^2}}=a}

となる。

(3)​

z=y′z=y' とおくと

z′1+z2=a.\frac{z'}{\sqrt{1+z^2}}=a.

(1) の結果を用いて積分すれば

log⁡(z+z2+1)=ax+C.\log\left(z+\sqrt{z^2+1}\right)=ax+C.

左辺は arsinh⁡z\operatorname{arsinh}z であるから、一般解は

z=sinh⁡(ax+C)(C∈R).\boxed{z=\sinh(ax+C)}\qquad(C\in\mathbb R).

(4)​

(3) を積分すると

y=1acosh⁡(ax+C)+D.y=\frac1a\cosh(ax+C)+D.

二つの境界条件の差を取ると

cosh⁡(a+C)−cosh⁡(C−a)=2sinh⁡Csinh⁡a=0.\cosh(a+C)-\cosh(C-a)=2\sinh C\sinh a=0.

a>0a>0 より sinh⁡a>0\sinh a>0 であるため C=0C=0、さらに D=−cosh⁡a/aD=-\cosh a/a となる。よって

y(x)=cosh⁡(ax)−cosh⁡aa.\boxed{y(x)=\frac{\cosh(ax)-\cosh a}{a}}.

曲線は yy 軸に関して対称であり、(−1,0)(-1,0)、(1,0)(1,0) を通る。また

y′(x)=sinh⁡(ax),y′′(x)=acosh⁡(ax)>0y'(x)=\sinh(ax),\qquad y''(x)=a\cosh(ax)>0

なので下に凸で、唯一の最小点は

(0,1−cosh⁡aa)\left(0,\frac{1-\cosh a}{a}\right)

である。以下に a=1a=1 の場合の概形を示す。任意の a>0a>0 で上記の対称性、零点、凸性は共通である。

境界条件を満たす懸垂線の概形(a=1)