大阪大学 工学研究科 機械工学専攻 2014年度 機械力学・機構学 問題1
Author
祭音Myyura (refined with GPT 6 Astra)
Description
図のように、質量を無視できる長さ ℓ の棒 OP の端 O を固定点に回転自由に支持し、端 P に質量 m、直径 2ℓ の一様な薄い円板を回転自由に取り付ける。円板の中心を Q とし、PQ=ℓ/2 とする。棒と円板は同じ鉛直面内で運動する。OP と PQ がそれぞれ鉛直下向きとなす角を θ,ϕ とし、いずれも反時計回りを正とする。
P にねじりばねを取り付け、棒と円板の相対角 ϕ−θ が 0 のときに復元モーメントが 0 となる。ばね定数は mgℓk とする。ここで k≥0 は無次元の定数である。重力加速度を g とし、θ=ϕ=0 付近の微小運動を考える。摩擦、空気抵抗、棒・円板の厚さ、ばねの質量を無視する。
- 系の運動エネルギーとポテンシャルエネルギーを求めよ。
- 運動方程式を求めよ。
- 2 つの固有角振動数 ω1,ω2(ω1>ω2)を求めよ。
- k→∞ のときの ω2 の極限を求めよ。

题目描述
如图,无质量杆 OP 长 ℓ,O 点固定且可自由转动。P 处铰接均匀薄圆盘,圆盘质量为 m、直径为 2ℓ,中心为 Q,且 PQ=ℓ/2。杆和圆盘在同一竖直面内运动。OP、PQ 分别与竖直向下方向的夹角为 θ,ϕ,两角均以逆时针为正。
P 处安装扭转弹簧,相对角 ϕ−θ=0 时恢复力矩为零,扭转刚度为 mgℓk,其中 k≥0 无量纲。重力加速度为 g,考虑 θ=ϕ=0 附近的小运动。忽略摩擦、空气阻力、杆及圆盘厚度和弹簧质量。
- 求动能和势能。
- 求运动方程。
- 求两个固有角频率 ω1>ω2。
- 求 k→∞ 时 ω2 的极限。
Kai
(1)
円板の半径は ℓ/2 なので、中心 Q まわりの慣性モーメントは
IQ=21m(2ℓ)2=4mℓ2.
Q の座標を右向き X、上向き Y で表すと
XQ=ℓsinθ+2ℓsinϕ,YQ=−ℓcosθ−2ℓcosϕ.
よって、重心の並進と重心まわりの回転を合わせて
T=2m(X˙Q2+Y˙Q2)+2IQϕ˙2=2mℓ2θ˙2+2mℓ2cos(θ−ϕ)θ˙ϕ˙+4mℓ2ϕ˙2.
θ=ϕ=0 を位置エネルギーの基準とすると
U=mgℓ[(1−cosθ)+21(1−cosϕ)+2k(ϕ−θ)2].
微小運動の計算では、これらの二次部分
T2=2mℓ2θ˙2+2mℓ2θ˙ϕ˙+4mℓ2ϕ˙2,
U2=2mgℓ[θ2+21ϕ2+k(ϕ−θ)2]
を用いる。ϕ は円板の絶対角なので、P の速度と円板の相対運動による速度の交差項を残す必要がある。
(2)
L=T2−U2 に Lagrange の方程式を適用すると
mℓ2(θ¨+21ϕ¨)+mgℓ[(1+k)θ−kϕ]=0,
mℓ2(21θ¨+21ϕ¨)+mgℓ[−kθ+(21+k)ϕ]=0.
(3)
λ=ω2ℓ/g とおくと、固有値条件は
det[(1+k−k−k1/2+k)−λ(11/21/21/2)]=0.
したがって
λ2−(4+10k)λ+(2+6k)=0,
ω1=ℓg(2+5k+25k2+14k+2),
ω2=ℓg(2+5k−25k2+14k+2).
(4)
小さい固有値を有理化すると
λ2=2+5k+25k2+14k+22+6k⟶53.
よって
k→∞limω2=5ℓ3g.
実際、ばねが無限に硬い極限では θ=ϕ となり、Q は O から 3ℓ/2 にある。全慣性モーメントは IO=m(3ℓ/2)2+IQ=5mℓ2/2、重力による角剛性は 3mgℓ/2 だから、同じ結果が得られる。