大阪大学 工学研究科 機械工学専攻 2012年8月実施 材料力学 問題1
Author
祭音Myyura (refined with GPT 6 Astra)
Description
問題1(解答用紙:赤)
図のように、直径 d の円形断面を有する部材を考える。点 A、B、C、D は同一の水平面上にあり、点 D は壁に固定されている。直線部 AB と直線部 CD は点 C で直角に結合されており、AC 間、CB 間、CD 間の長さは、それぞれ 4L、2L、L である。点 A、点 B に作用する鉛直方向の力を、それぞれ P、Q とするとき、以下の問いに答えなさい。ただし、部材のヤング率、せん断弾性係数を、それぞれ E、G とする。また自重は無視できるものとする。
(1) Q=0 で、力 P のみが作用するとき、固定端 D に生じる垂直応力の最大値を求めなさい。
(2) Q=0 で、力 P のみが作用するとき、点 A および点 B の鉛直方向変位をそれぞれ求めなさい。
(3) 力 P が作用するとき、点 A の鉛直方向変位が 0 になるために必要な力 Q を求めなさい。

题目描述
问题1(使用红色答题纸)
考虑图示直径为 d、截面为圆形的构件。A、B、C、D 四点位于同一水平面内,D 点固定于墙。直杆段 AB 与 CD 在 C 点垂直连接,AC、CB、CD 的长度分别为 4L、2L、L。A、B 两点所受竖直力分别为 P、Q。构件的杨氏模量和剪切模量分别为 E、G,忽略自重。回答下列问题。
(1) 当 Q=0、仅有力 P 作用时,求固定端 D 产生的最大正应力。
(2) 当 Q=0、仅有力 P 作用时,分别求 A、B 两点的竖直位移。
(3) 在力 P 作用时,求使 A 点竖直位移为 0 所需的力 Q。
Kai
円形断面の断面二次モーメントと断面二次極モーメントを
I=64πd4,J=32πd4
とする。鉛直下向きの変位を正にとる。
(1)
Q=0 のとき、CD の固定端における曲げモーメントの大きさは PL、ねじりモーメントは 4PL である。ねじりはせん断応力を生じるが、棒軸方向の垂直応力には寄与しない。よって
σmax=IPL(d/2)=πd332PL.
反対側の外周には同じ大きさの圧縮応力が生じる。
(2)
一般の P,Q に対し、CD の曲げ、CA と CB の曲げ、CD のねじりによるひずみエネルギーを加えると
U=6EI(P+Q)2L3+6EIP2(4L)3+6EIQ2(2L)3+2GJ(4PL−2QL)2L.
Castigliano の定理より
uAuB=∂P∂U=3EI(65P+Q)L3+GJ(16P−8Q)L3,=∂Q∂U=3EI(P+9Q)L3+GJ(−8P+4Q)L3.
したがって Q=0 のとき
uA=3EI65PL3+GJ16PL3=3πEd44160PL3+πGd4512PL3,
uB=3EIPL3−GJ8PL3=3πEd464PL3−πGd4256PL3.
uB が負なら B は上向きに移動する。
(3)
uA=0 と J=2I より
(65G+24E)P+(G−12E)Q=0.
ゆえに
Q=12E−G24E+65GP.
ここで 12E=G とする。12E>G なら図の下向き、12E<G なら上向きの力が必要である。12E=G では Q による A の変位が 0 となるため、P=0 に対して条件を満たす有限の Q は存在しない。