大阪大学 工学研究科 機械工学専攻 2013年度 材料力学 問題1
Author
祭音Myyura (refined with GPT 6 Astra)
Description
図のように、直径 d の一様な円形断面をもつ棒を T 字形に結合し、端 D を壁に固定する。A、B、C、D は同一水平面内にあり、AB と CD は C で直交する。長さは AC=4L、CB=2L、CD=L である。A、B にそれぞれ鉛直下向きの集中荷重 P、Q が作用する。棒の縦弾性係数を E、横弾性係数を G とし、自重を無視する。
- Q=0 のとき、固定端 D に生じる最大垂直応力を求めよ。
- Q=0 のとき、A および B の鉛直方向変位を求めよ。
- A の鉛直方向変位を 0 にするために必要な荷重 Q を求めよ。

题目描述
如图,直径为 d 的均匀圆截面杆组成 T 形,在 D 端固定。A、B、C、D 位于同一水平面,AB 与 CD 在 C 处垂直,且 AC=4L、CB=2L、CD=L。A、B 处分别作用竖直向下的集中力 P、Q。纵向弹性模量为 E,剪切模量为 G,忽略自重。
- Q=0 时,求固定端 D 的最大正应力。
- Q=0 时,求 A、B 的竖直位移。
- 求使 A 的竖直位移为零所需的 Q。
Kai
円形断面の断面二次モーメントと断面二次極モーメントを
I=64πd4,J=32πd4
とする。鉛直下向きの変位を正にとる。
(1)
Q=0 のとき、CD の固定端における曲げモーメントの大きさは PL、ねじりモーメントは 4PL である。ねじりはせん断応力を生じるが、棒軸方向の垂直応力には寄与しない。よって
σmax=IPL(d/2)=πd332PL.
反対側の外周には同じ大きさの圧縮応力が生じる。
(2)
一般の P,Q に対し、CD の曲げ、CA と CB の曲げ、CD のねじりによるひずみエネルギーを加えると
U=6EI(P+Q)2L3+6EIP2(4L)3+6EIQ2(2L)3+2GJ(4PL−2QL)2L.
Castigliano の定理より
uAuB=∂P∂U=3EI(65P+Q)L3+GJ(16P−8Q)L3,=∂Q∂U=3EI(P+9Q)L3+GJ(−8P+4Q)L3.
したがって Q=0 のとき
uA=3EI65PL3+GJ16PL3=3πEd44160PL3+πGd4512PL3,
uB=3EIPL3−GJ8PL3=3πEd464PL3−πGd4256PL3.
uB が負なら B は上向きに移動する。
(3)
uA=0 と J=2I より
(65G+24E)P+(G−12E)Q=0.
ゆえに
Q=12E−G24E+65GP.
ここで 12E=G とする。12E>G なら図の下向き、12E<G なら上向きの力が必要である。12E=G では Q による A の変位が 0 となるため、P=0 に対して条件を満たす有限の Q は存在しない。