大阪大学 情報科学研究科 情報工学 2019年度 数学解析と信号処理
Author
祭音Myyura (co-authored with GPT 5.6 SOL)
Description
(1-1) Γ(z)=∫0∞xz−1e−xdx(ℜz>0)について Γ(1/2)=π を示せ。
(1-2) t>0、s を複素変数とする。f(t)=1/t のLaplace変換が π/s であることを示せ。
(1-3) G(s)=1/(s(s−1)) の逆Laplace変換を求めよ。
(2) n を整数、z を複素変数とし、離散時間の線形時不変システムを考える。
(2-1) x(n)=δ(n)−δ(n−1)+2δ(n−2) の z 変換を求めよ。δ(n) は単位インパルスを表す。
(2-2) y(n)=x(n)+2x(n−1)−3x(n−2) となる線形時不変システムの伝達関数を求めよ。
(2-3) H(z)=1+2z−1+z−2 の振幅特性と位相特性を求めよ。
Kai
(1)
(1-1) x=u2 とすると Γ(1/2)=2∫0∞e−u2du=I。2重積分を極座標に変換して
I2=∫R2e−(u2+v2)dudv=2π∫0∞re−r2dr=π.
I>0 より Γ(1/2)=π。
(1-2) 実数 s>0 では x=st と置き
L[t−1/2](s)=s−1/2Γ(1/2)=π/s.
両辺は ℜs>0 で正則なので、恒等定理により同じ半平面で成立する(平方根は主値)。
(1-3) 畳込み定理により
L−1[G](t)=π1∫0tuet−udu=π2et∫0te−v2dv=eterf(t).
(2)
(2-1) X(z)=1−z−1+2z−2。
(2-2) Y(z)=(1+2z−1−3z−2)X(z) より H(z)=1+2z−1−3z−2。
(2-3) z=eiω とすると
H(eiω)=(1+e−iω)2=4cos2(ω/2)e−iω.
したがって
∣H(eiω)∣=4cos2(ω/2),argH(eiω)=−ω(mod2π).
ω=(2k+1)π では振幅0のため位相は定義されない。