大阪大学 情報科学研究科 情報工学 2018年度 数学解析と信号処理
Author
祭音Myyura (co-authored with GPT 5.6 SOL)
Description
(1-1) L[f](s)=F(s) とする。dsdL[f]=−L[tf] を示せ。
(1-2) 上式と L[f′]=sF−f(0) を用い、
tf′′−(6t−1)f′+3(3t−1)f=0,f′′(0)=9
を満たす f(t) を求めよ。
(2) Fourier変換を F[g](ξ)=(2π)−1/2∫−∞∞g(u)e−iξudu と定義する。
- (2-1) g(u)=2−∣u∣ (∣u∣≤2)、それ以外で0の変換を求めよ。
- (2-2-1) x(t)=y(t)=1 (∣t∣≤1)、それ以外で0とする。(x∗y)(t)=∫−∞∞x(τ)y(t−τ)dτ を求めよ。
- (2-2-2) 左右を直接計算し、F[x∗y]=2πF[x]F[y] を示せ。
Kai
(1)
(1-1) 収束する半平面内で積分を微分して
F′(s)=∫0∞(−t)f(t)e−stdt=−L[tf](s).
(1-2) 方程式をLaplace変換すると
−dsd(s2F−sf(0)−f′(0))+6dsd(sF−f(0))+(sF−f(0))−9F′−3F=0.
整理して (s−3)2F′+(s−3)F=0、したがって F=C/(s−3)。逆変換すると f=Ce3t で、f′′(0)=9C=9 より
f(t)=e3t.
(2)
(2-1) 偶関数であることから
F[g](ξ)=2π2∫02(2−u)cos(ξu)du=2πξ22(1−cos2ξ).
ξ=0 では連続延長により 4/2π。
(2-2-1) 積分値は区間 [−1,1] と [t−1,t+1] の共通部分の長さなので
(x∗y)(t)={2−∣t∣0∣t∣≤2,∣t∣>2.
(2-2-2)
F[x](ξ)=F[y](ξ)=2πξ2sinξ.
よって右辺は 4sin2ξ/(2πξ2) である。これは 1−cos2ξ=2sin2ξ により(2-1)の左辺と一致し、ξ=0 でも極限で成立する。