大阪大学 情報科学研究科 情報数理学専攻 2018年8月実施 情報数理学 数学解析
Author
祭音Myyura (co-authored with GPT 5.6 SOL)
Description
n≥2、ωn=1、ωk=1(1≤k<n)とする。
(1) zn−1=(z−1)(z−ω)⋯(z−ωn−1) を示せ。
(2) ∏k=1n−1(z−ωk)=∑k=0n−1zk を示せ。
(3) ∏k=1n−1(1−ωk)=n を用いて ∏k=1n−1sin(kπ/n)=n/2n−1 を示せ。
微分方程式 x¨+2x˙tant−x=0 について、(1) x0=sint が解であることを示し、(2) 一般解を求めよ。
2π 周期関数の複素フーリエ係数を cn とし、limn→∞nkcn=0 となる最大の整数を k とする。次の3関数を k の小さい順に並べ、理由を述べよ。
f(x)=x,g(x)=∣x∣(−π<x≤π),
h(x)=⎩⎨⎧−π2(x+π)2+ππ2x2−π2(x−π)2+π−π<x≤−π/2,−π/2<x≤π/2,π/2<x≤π.
Kai
(1) 1,ω,…,ωn−1 は互いに異なる zn−1 の根である。両辺は同じ根を持つモニックな n 次多項式なので等しい。
(2) zn−1=(z−1)∑k=0n−1zk と(1)を比較すれば、多項式の恒等式として結論を得る。
(3) ω=e2πi/n を選ぶと ∣1−ωk∣=2sin(kπ/n)。各正弦は正なので、(2)に z=1 を代入した式の絶対値を取れば
n=k=1∏n−1∣1−ωk∣=2n−1k=1∏n−1sinnkπ.
(1) −sint+2costtant−sint=0 なので、確かに解である。
(2) 階数低下法より、第2の解は定数倍を除いて
sint∫sin2te−∫2tantdtdt=sint∫cot2tdt=−cost−tsint.
したがって、cost=0 の各区間での一般解は
x(t)=C1sint+C2(cost+tsint).
2解のロンスキー行列式は −cos2t=0 である。
cn=(2π)−1∫−ππF(x)e−inxdx とする。n=0 に対し、直接積分すると
cn(f)=ni(−1)n,cn(g)=πn2(−1)n−1,cn(h)=−π2n38sin(nπ/2).
よって n0cn(f), ncn(g), n2cn(h) は0に収束する。一方、それぞれもう1乗すると、非零値を繰り返す部分列があるため0には収束しない。したがって
k(f)=0<k(g)=1<k(h)=2.