岡山大学 自然科学研究科 応用化学専攻 2022年8月実施 物理化学 問題2
Author
祭音Myyura (Based on miyake's answer refined with GPT 6 Astra)
Description
次の問1~問3に答えよ。
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常に 1×105Pa の圧力がかかる可動式のふたをもつ容器に 1mol の理想気体を入れ、100W (=J/s) のヒーターで 15s 加熱した。この気体の定圧モル熱容量 CP=30JK−1mol−1 であるとき、内部の温度が何 ∘C 上昇するか答えよ。ただし、ヒーターから発生したエネルギーはすべて気体に移り、CP は温度変化の範囲では変わらないものとする。
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この加熱によって気体の体積が 4L 増加した。このときの内部エネルギー変化を求めよ。
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この容器のふたを動かないように固定し、1) と同じ条件で加熱した場合、この気体の温度の上昇は、1) と比べてどうなるか。理由とともに答えよ。
理想気体 1mol のエントロピー変化について以下の問いに答えよ。
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一定圧力 P1 で温度を T1 から T2 に変化させるときのエントロピー変化 ΔSP を求めよ。
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一定体積で温度を T1 から T2 に変化させ、圧力が P1 から P2 になるときのエントロピー変化 ΔSV は、定積モル熱容量を CV とすると、ΔSV=CVln(T2/T1) である。ここで、(T1,P1)→(T2,P1) のエントロピー変化が ΔSP、(T1,P1)→(T2,P2) のエントロピー変化が ΔSV であることから、温度 T2 一定で圧力を変化させた場合、すなわち (T2,P1)→(T2,P2) でのエントロピー変化は、ΔSV−ΔSP で与えられる。これと理想気体の状態方程式、および CP と CV の関係を用いて、定温でのエントロピー変化の圧力依存性を表す (1) 式を導出せよ。
ΔS=RlnP2P1(1)
内部エネルギー U は圧力 P、体積 V、温度 T に対して、以下の関係がある。
(∂V∂U)T=T(∂T∂P)V−P(2)
この式について、以下の問いに答えよ。
- 熱力学の第一法則より、定圧・可逆の条件のもとで次式を導出せよ。
dU=TdS−PdV(3)
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(3) 式と Maxwell の関係式 (∂V∂S)T=(∂T∂P)V を用いて、(2) 式を導出せよ。
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(2) 式を用いて、理想気体の内部エネルギーは温度のみの関数であり、体積には依存しないことを示せ。
题目描述
回答问1~问3。
问1
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将 1mol 理想气体装入具有可动盖子的容器,盖子始终承受 1×105Pa 的压力。用 100W (=J/s) 的加热器加热 15s。若该气体的定压摩尔热容为 CP=30JK−1mol−1,求内部温度上升多少摄氏度。假设加热器产生的全部能量均传给气体,且 CP 在此温度变化范围内不变。
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此次加热使气体体积增加了 4L。求气体的内能变化。
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将容器盖子固定,以与 1) 相同的条件加热,气体的温升与 1) 相比如何变化?说明理由。
问2 回答下列关于 1mol 理想气体熵变的问题。
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在恒定压强 P1 下,将温度从 T1 变为 T2,求熵变 ΔSP。
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在恒定体积下,将温度从 T1 变为 T2,压强从 P1 变为 P2。若定容摩尔热容为 CV,则熵变为 ΔSV=CVln(T2/T1)。由于 (T1,P1)→(T2,P1) 的熵变为 ΔSP,而 (T1,P1)→(T2,P2) 的熵变为 ΔSV,在恒温 T2 下改变压强,即过程 (T2,P1)→(T2,P2) 的熵变为 ΔSV−ΔSP。利用这一关系、理想气体状态方程,以及 CP 与 CV 的关系,推导表示恒温熵变对压强依赖关系的式 (1)。
ΔS=RlnP2P1.(1)
问3 内能 U 与压强 P、体积 V、温度 T 之间存在以下关系:
(∂V∂U)T=T(∂T∂P)V−P.(2)
对于此式,回答以下问题。
- 在定压、可逆条件下,由热力学第一定律推导
dU=TdS−PdV.(3)
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利用式 (3) 及 Maxwell 关系 (∂V∂S)T=(∂T∂P)V,推导式 (2)。
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利用式 (2),证明理想气体的内能只依赖温度,不依赖体积。
Kai
- 加えた熱は Q=100×15=1500 J である。定圧では Q=nCPΔT なので、
ΔT=1×301500=50 K
となる。温度差は摂氏でも同じであり、50 ∘C 上昇 する。
- 気体が外部にする仕事は、与えられた体積変化 4 L=4×10−3 m3 を用いて
W=PΔV=105×4×10−3=400 J.
熱力学第一法則 ΔU=Q−W より
ΔU=1500−400=1100 J.
- ふたを固定すると体積変化がなく、膨張仕事は 0 である。同じ熱量のすべてが内部エネルギーの増加に使われる。理想気体では CP−CV=R>0 なので、
ΔTV=nCVQ=30−R1500>301500=50 K.
したがって ふたを固定した方が温度上昇は大きい。
- 可逆な定圧経路をとれば dS=δQrev/T=CPdT/T である。題意の一定のモル熱容量を用いて
ΔSP=CPlnT1T2.
- エントロピーは状態関数なので、指定された等温過程の変化は
ΔS=ΔSV−ΔSP=(CV−CP)lnT1T2=−RlnT1T2.
定積経路では P1V=RT1、P2V=RT2 だから T2/T1=P2/P1 であり、
ΔS=−RlnP1P2=RlnP2P1.
- 系が受け取る熱を δQ、系が外部にする仕事を δW とすると、第一法則は dU=δQ−δW である。可逆過程では δQ=TdS、体積仕事は δW=PdV なので、
dU=TdS−PdV.
- 温度を固定して体積方向に微分すると、式(3)より
(∂V∂U)T=T(∂V∂S)T−P.
Maxwell の関係式を代入すれば
(∂V∂U)T=T(∂T∂P)V−P.
- 物質量 n を固定した理想気体では P=nRT/V なので、
(∂V∂U)T=TVnR−VnRT=0.
よって U(T,V) は一定温度で体積に依存せず、U=U(T) と書ける。
Reference