お茶の水女子大学 人間文化創成科学研究科 理学専攻 数学コース 2018年2月実施 問題2
Author
祭音Myyura (co-authored with GPT 5.6 SOL)
Description
(1)
4 次元実ベクトル空間 R4 の部分空間 W1,W2 を次のように定める。
W1=⎩⎨⎧xyzu∈R4 x+y−z=0,2x−3y+u=0⎭⎬⎫,
W2=⎩⎨⎧xyzu∈R4 2x−2z+u=0,4x+4y−3u=0,4y+4z−5u=0⎭⎬⎫.
このとき、W1,W2、W1 と W2 の和空間 W1+W2、および W1 と W2 の共通部分 W1∩W2 の基底と次元をそれぞれ求めよ。
(2)
線形写像の定義を書き、次の (i), (ii) の写像 f:R3→R2 が線形写像かどうか理由をあげて答え、線形写像ならば f の標準基底に関する表現行列と、f の核と像の次元と基底を求めよ。
(i)
fxyz=(x+2y+3x2+xy)
(ii)
fxyz=(x−2yy+z)
(3)
2×2 行列 A が 2 つの固有値 −1,2 を持ち、固有値 −1 に対する固有ベクトルを (1,−1)T、固有値 2 に対する固有ベクトルを (1,2)T とする。このとき、行列
B=(AOOA),C=(OAAO)
の固有値と固有ベクトル空間の基底をそれぞれ答えよ。ただし、O は 2×2 零行列とする。
题目描述
- 求 R4 中两个由齐次线性方程定义的子空间 W1,W2,以及 W1+W2、W1∩W2 的基底和维数。
- 写出线性映射的定义,判断两个给定映射是否线性;对线性者求矩阵、核与像。
- 已知 A 的两组特征数据,求分块矩阵 diag(A,A) 与 (OAAO) 的特征值及各特征空间的基底。
Kai
(1)
各方程式を行基本変形すると
W1W2=span⎩⎨⎧3250,−1105⎭⎬⎫,=span⎩⎨⎧1−110,−2504⎭⎬⎫.
それぞれの二つのベクトルは一次独立なので
dimW1=dimW2=2.
また、両方の連立方程式を同時に解くと
W1∩W2=span⎩⎨⎧1234⎭⎬⎫,dim(W1∩W2)=1.
したがって
dim(W1+W2)=2+2−1=3.
例えば、和空間の基底として W1 の基底と W2 の第 1 の基底ベクトルを取れる。以上より
BW1BW2BW1+W2BW1∩W2=⎩⎨⎧3250,−1105⎭⎬⎫,=⎩⎨⎧1−110,−2504⎭⎬⎫,=⎩⎨⎧3250,−1105,1−110⎭⎬⎫,=⎩⎨⎧1234⎭⎬⎫,dimW1dimW2dim(W1+W2)dim(W1∩W2)=2,=2,=3,=1.
(2)
実ベクトル空間 V,W の写像 f:V→W が任意の u,v∈V、α,β∈R に対して
f(αu+βv)=αf(u)+βf(v)
を満たすとき、f を線形写像という。
(i)
f(0,0,0)T=(3,0)T=(0,0)T
だから、線形写像ではない。
(ii)
各成分が x,y,z の一次結合であるから線形写像であり、表現行列は
M=(10−2101).
M(x,y,z)T=0 を解くと (x,y,z)=t(2,1,−1) だから
kerf=span{(2,1,−1)T},dimkerf=1.
rankM=2 なので Imf=R2 であり、
Imf=span{(1,0)T,(0,1)T},dimImf=2.
(3)
u=(1−1),v=(12)
とおくと Au=−u、Av=2v である。B について
E−1(B)E2(B)=span{(u0),(0u)},=span{(v0),(0v)}.
したがって B の固有値は −1,2 で、それぞれの固有空間の次元は 2 である。
一方、
C(ww)=(AwAw),C(w−w)=−(Aw−Aw).
よって
λ−2−112Eλ(C) の基底⎩⎨⎧12−1−2⎭⎬⎫⎩⎨⎧1−11−1⎭⎬⎫⎩⎨⎧1−1−11⎭⎬⎫⎩⎨⎧1212⎭⎬⎫
である。