お茶の水女子大学 人間文化創成科学研究科 理学専攻 情報科学コース 2018年2月実施 数学基礎 問題2
Author
祭音Myyura (co-authored with GPT 5.6 SOL)
Description
【1】
f:V→V を線形空間 V から V への線形写像とする。また、v∈V を
fk(v)=0,fk−1(v)=0
を満たすベクトルとする。ただし、k はある自然数であり、fn(v) は v に写像 f を n 回作用させたものである。次の各項目を示せ。
(1)
k 個のベクトル v,f(v),…,fk−1(v) は線形独立である。
(2)
k 個のベクトル v,f(v),…,fk−1(v) が生成する部分空間を W、W の任意の要素を w とする。このとき、f(w)∈W である。
(3)
W の任意の要素 w に対して、fk(w)=0 である。
【2】
3 次元空間 R3 において、P⊂R3 を
によって表される平面、
L⊂R3を{x=0,y=−z
によって表される直線であるとする。以下の各問に答えよ。
(1)
点 (x,y,z)T∈L の P への正射影 (x′,y′,z′)T を求めよ。
(2)
点 (x,y,z)T∈P の L への正射影 (x′,y′,z′)T を求めよ。
题目描述
- 已知线性映射的向量 v 满足 fk(v)=0、fk−1(v)=0,证明其生成的长度为 k 的链线性无关、生成空间在 f 下不变,且 fk 在该空间上为零。
- 在 R3 中,求直线 L:x=0, y=−z 上的点到平面 P:x−y−2z=0 的正射影,以及平面上点到该直线的正射影。
Kai
【1】
(1)
i=0∑k−1aifi(v)=0
と仮定する。非零の係数があるなら、その添字の最小値を j とする。両辺に fk−1−j を作用させると、i>j の項は fk(v)=0 により消え、
ajfk−1(v)=0
を得る。fk−1(v)=0 だから aj=0 となり矛盾する。よって
v,f(v),…,fk−1(v) は線形独立である。
(2)
w∈W を
w=i=0∑k−1aifi(v)
と表せば
f(w)=i=0∑k−2aifi+1(v)∈W.
したがって f(W)⊂W である。
(3)
上の表示から
fk(w)=i=0∑k−1aifk+i(v)=0.
よって fk∣W=0 である。
【2】
平面 P の法線ベクトルを
n=(1,−1,−2)T
とする。
(1)
p=(x,y,z)T∈L の P への正射影は
p′=p−n⋅np⋅nn=p−6x−y−2z1−1−2.
p∈L より (x,y,z)=(0,t,−t) と書けるので
x′y′z′=−t/67t/6−2t/3=−y/67y/6−2y/3.
(2)
L の方向ベクトルを d=(0,1,−1)T とする。p=(x,y,z)T∈P の L への正射影は
p′=d⋅dp⋅dd=2y−z01−1.
したがって
x′y′z′=0(y−z)/2(z−y)/2.