お茶の水女子大学 人間文化創成科学研究科 理学専攻 情報科学コース 2018年2月実施 数学基礎 問題1
Author
祭音Myyura (co-authored with GPT 5.6 SOL)
Description
【1】
f(x)=sinn−1xcosx とする。このとき以下の各問に答えよ。ただし n は正の整数である。
(1)
dxdf を求めよ。
(2)
dxdf=asinnx+bsinn−2x
としたとき定数 a と b を求めよ。
(3)
In=∫0π/2sinnxdx
と置く。∫0π/2dxdfdx を計算することによって、
nIn=(n−1)In−2
が成立することを示せ。
(4)
∫0π/2sinnxdx を求めよ。
【2】
2 変数関数 g(x,y)=e−xy について以下の各問に答えよ。
(1)
∂x∂g と ∂y∂g を求めよ。
(2)
関数 g(x,y) が条件 x2+y2=1 のもとで極値を取る候補点を求めよ。
题目描述
-
对 f(x)=sinn−1xcosx 求导,并由其积分推导
nIn=(n−1)In−2,In=∫0π/2sinnxdx,
进而求 In。
-
对 g(x,y)=e−xy 求两个偏导数,并求其在单位圆上可能取得极值的点。
Kai
【1】
(1), (2)
積の微分より、n≥2 では
f′(x)=(n−1)sinn−2xcos2x−sinnx=(n−1)sinn−2x−nsinnx.
したがって
a=−n,b=n−1.
n=1 では f(x)=cosx なので f′(x)=−sinx であり、a=−1,b=0 である。
(3)
n≥2 では f(0)=f(π/2)=0 だから
0=∫0π/2f′(x)dx=(n−1)In−2−nIn.
よって
nIn=(n−1)In−2(n≥2).
(4)
I0=π/2、I1=1 と漸化式を用いると
In=⎩⎨⎧(2m)!!(2m−1)!!2π,(2m+1)!!(2m)!!,n=2m,n=2m+1
を得る。
【2】
(1)
∂x∂g=−ye−xy,∂y∂g=−xe−xy.
(2)
単位円を x=cosθ, y=sinθ とおくと、
dθdg(cosθ,sinθ)=−cos2θe−sin2θ/2.
したがって停留点は cos2θ=0、すなわち x=±y に限られる。
g=e−xy は xy の狭義単調減少関数なので、単位円上で xy が極値を取る点を調べればよい。
2xy≤x2+y2=1,−2xy≤x2+y2=1
より −1/2≤xy≤1/2 であり、等号条件は x=±y である。したがって候補点は
(21,21),(−21,−21),(21,−21),(−21,21).
前二点で最小値 e−1/2、後二点で最大値 e1/2 を取る。