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お茶の水女子大学 人間文化創成科学研究科 理学専攻 情報科学コース 2017年8月実施 数学基礎 問題1

Author

祭音Myyura (co-authored with GPT 5.6 SOL)

Description

[1]

f(x)=xe1/xf(x)=xe^{1/x} について、次の問いに答えよ。

  1. f(x)f(x) を微分せよ。
  2. 曲線 y=f(x)y=f(x)x±x\to\pm\infty で漸近する直線を求めよ。
  3. 曲線の概形に必要な極限をすべて求め、概形を描け。

[2]

  1. limx0(cosx)1/(1cosx)\displaystyle\lim_{x\to0}(\cos x)^{1/(1-\cos x)} を求めよ。
  2. 方程式 x2xy+y3+9=0x^2-xy+y^3+9=0 の定める陰関数 y=g(x)y=g(x) の極値を求めよ。
  3. 極座標曲線 r=eθ/πr=e^{-\theta/\pi}0θ<0\le\theta<\infty)の概形を描き、曲線の長さを求めよ。

题目描述

  1. f(x)=xe1/xf(x)=xe^{1/x} 求导、求 x±x\to\pm\infty 时的斜渐近线,并利用极限描绘函数图像。
  2. 计算一个三角函数型极限;求隐函数 x2xy+y3+9=0x^2-xy+y^3+9=0 的极值;描绘对数螺线 r=eθ/πr=e^{-\theta/\pi} 并求其总弧长。

Kai

[1]

(1)

定義域は x0x\ne0 であり、

f(x)=e1/x(11x),f(x)=e1/xx3.\boxed{f'(x)=e^{1/x}\left(1-\frac1x\right)}, \qquad f''(x)=\frac{e^{1/x}}{x^3}.

(2)

x±x\to\pm\infty

xe1/x=x(1+1x+O(x2))=x+1+O(x1).xe^{1/x}=x\left(1+\frac1x+O(x^{-2})\right) =x+1+O(x^{-1}).

よって斜漸近線は

y=x+1\boxed{y=x+1}

である。

(3)

必要な極限は

limxf(x)=,limx0f(x)=0,limx0+f(x)=+,limx+f(x)=+.\begin{aligned} &\lim_{x\to-\infty}f(x)=-\infty, &&\lim_{x\to0-}f(x)=0,\\ &\lim_{x\to0+}f(x)=+\infty, &&\lim_{x\to+\infty}f(x)=+\infty. \end{aligned}

ff'ff'' の符号から、(,0)(-\infty,0) では単調増加かつ上に凸、(0,1)(0,1) では単調減少かつ下に凸、(1,)(1,\infty) では単調増加かつ下に凸である。したがって x=1x=1 で極小値

f(1)=e\boxed{f(1)=e}

をとる。

             y
↑╲ ╱
│ ╲ ╱
│ ╲ ╱
│ ╲____●________╱
│ (1,e)
─────────────○─────────────────────────→ x
__╱ 0((0,0) は非定義)


y=x+1(x→±∞ で漸近)

[2]

(1)

対数をとると

limx0log(cosx)1cosx=1/21/2=1.\lim_{x\to0}\frac{\log(\cos x)}{1-\cos x} =\frac{-1/2}{1/2}=-1.

ゆえに

limx0(cosx)1/(1cosx)=e1.\boxed{\displaystyle\lim_{x\to0}(\cos x)^{1/(1-\cos x)}=e^{-1}}.

(2)

F(x,y)=x2xy+y3+9F(x,y)=x^2-xy+y^3+9 とおくと

g(x)=FxFy=2xyx3y2.g'(x)=-\frac{F_x}{F_y} =\frac{2x-y}{x-3y^2}.

なお、Fy=0F_y=0、すなわち x=3y2x=3y^2F=0F=0 に代入すると 9y42y3+9=09y^4-2y^3+9=0 となるが、左辺は常に正である。したがって曲線上では Fy0F_y\ne0 である。

極値では 2xy=02x-y=0 である。x=y/2x=y/2F=0F=0 に代入すると

4y3y2+36=(y+2)(4y29y+18)=0.4y^3-y^2+36=(y+2)(4y^2-9y+18)=0.

実数解は y=2y=-2 のみで、x=1x=-1 である。この点では Fy=130F_y=13\ne0 であり、

g(1)=FxxFy=213<0.g''(-1)=-\frac{F_{xx}}{F_y}=-\frac2{13}<0.

したがって

x=1 で極大値 g(1)=2\boxed{x=-1\text{ で極大値 }g(-1)=-2}

をとり、極小値はない。

(3)

θ=0\theta=0(r,θ)=(1,0)(r,\theta)=(1,0) から出発し、反時計回りに無限回転しながら原点へ近づく対数螺旋である。

                 y

╭────────╮
╭──╯ ╭─╮ ╰──● (1,0)
╰──────╯ ↘
O────────→ x
(原点へ収束)

dr/dθ=r/πdr/d\theta=-r/\pi であるから、全長は

L=0r2+(drdθ)2dθ=1+1π20eθ/πdθ=π2+1.\begin{aligned} L &=\int_0^\infty\sqrt{r^2+\left(\frac{dr}{d\theta}\right)^2}\,d\theta\\ &=\sqrt{1+\frac1{\pi^2}}\int_0^\infty e^{-\theta/\pi}\,d\theta =\boxed{\sqrt{\pi^2+1}}. \end{aligned}