お茶の水女子大学 人間文化創成科学研究科 理学専攻 情報科学コース 2016年8月実施 数学基礎 問題2
Author
祭音Myyura (co-authored with GPT 5.6 SOL)
Description
【1】
連立 1 次方程式
⎩⎨⎧x−ay−2z=2,ax+y+4z=4,2x−ay−z=5
について以下の各問に答えよ。ただし a は実数とする。
(1)
ただ 1 つの解をもつための a の条件を求めよ。
(2)
解をもたないように a の値を定めよ。
(3)
無限に多くの解をもつように a の値を定め、この連立 1 次方程式を解け。
【2】
R3 から R3 への線形写像
fxyz=x+2y−z4x+y+3zx+z
について、以下の各問に答えよ。
(1)
線形写像 f を表す行列 A を求めよ。
(2)
f の核(Kerf)と像(Imf)を求めよ。
(2)
A の固有値と固有ベクトルを求めよ。
题目描述
-
对含实参数 a 的三元一次方程组,分别求其有唯一解、无解及有无穷多解时的 a;在无穷多解时写出全部解。
-
对线性映射
f(x,y,z)T=(x+2y−z, 4x+y+3z, x+z)T,
求表示矩阵、核与像,以及矩阵的特征值和特征向量。
Kai
【1】
係数行列を M とすると
M=1a2−a1−a−24−1,detM=(a−1)(a−3).
(1)
したがって、ただ 1 つの解をもつ条件は
a=1,3.
(2)
a=3 のとき、係数行列の階数は 2、拡大係数行列の階数は 3 となる。よって解をもたないのは
(3)
a=1 のとき、係数行列と拡大係数行列の階数はいずれも 2 であり、行基本変形により
x+z=3,y+3z=1
を得る。z=t∈R とおけば
a=1,(x,y,z)=(3−t, 1−3t, t)(t∈R).
【2】
(1)
標準基底に関する表現行列は
A=141210−131.
(2)
Ax=0 を行基本変形すると x+z=0、y−z=0 となるので
Kerf=span⎩⎨⎧−111⎭⎬⎫.
rankA=2 であり、第 1、第 2 列が一次独立だから
Imf=span⎩⎨⎧141,210⎭⎬⎫.
(2)(固有値と固有ベクトル)
det(λI−A)=λ(λ−4)(λ+1).
したがって固有値と対応する固有ベクトルは、任意の非零定数倍を許して
λ−104固有ベクトル(−4,5,2)T(−1,1,1)T(3,5,1)T
である。