名古屋大学 情報学研究科 情報システム学専攻 2019年8月実施 確率・統計 [1]–[2]
Author
Miyake, 思齐塾, 祭音Myyura
Description
[1]
表 (head) が出る確率と裏 (tail) が出る確率がともに 1/2 であるコイン (coin) 1枚を連続して投げ、『裏表表』、『表表表』のような事前に決めた系列 (sequence) が出現したら終了するものとする。このとき、以下の問いに答えよ。
(1) 『裏表表』という系列に決めた場合に3回で終了する確率、すなわち、1回目が裏,2回目が表、3回目が表となる確率を求めよ。
(2) 『裏表表』という系列に決めた場合にちょうど4回で終了する確率を求めよ.
(3) 『表表表』という系列に決めた場合にちょうど4回で終了する確率を求めよ.
(4) 初めて表が出るまでにコインを投げる回数の期待値を E(表) と書くとき E(表) を求めよ。
(5) 初めて2回続けて表が出るまでにコインを投げる回数の期待値を E(表表) と書くとき E(表表) を求めよ。なお、初めて表が出た直後に表が出た場合はその時点で2回続けて表が出たことになり、裏が出た場合はその後2回続けて表が出るまでにコインを投げる回数の期待値が E(表表) と等しくなることから以下の式が成立する.
E(表表)=2E(表)+1+2E(表)+1+E(表表)
(6) 『表表表』という系列に決めた場合のコインを投げる回数の期待値を求めよ.
[2]
確率変数X,Yの同時確率密度関数 fX,Y(x,y) が次式で与えられている。ただし、 a は定数である。このとき、以下の問いに答えよ。
fX,Y(x,y)={a(x2−y2)e−x0(0≤x,−x≤y≤x)(otherwise)
(1) fX,Y(x,y) が最大となる x,y の値を求めよ。
(2) 周辺密度関数 fX(x) を定数 a を用いて表せ。
(3) 定数 a の値を求めよ。
(4) 確率変数 X の期待値 μX を求めよ。
出典:名古屋大学 入学試験問題
题目描述
[1]
连续投掷一枚公平硬币,正面与反面出现的概率均为 1/2。事先指定一个序列,例如“反正正”或“正正正”;一旦连续投掷结果中首次出现该序列,试验即结束。
-
指定序列为“反正正”时,求试验在第 3 次投掷后结束的概率,即前三次依次为反面、正面、正面的概率;
-
指定序列为“反正正”时,求试验恰在第 4 次投掷后结束的概率;
-
指定序列为“正正正”时,求试验恰在第 4 次投掷后结束的概率;
-
以 E(正) 表示首次出现正面前所需投掷次数的期望,求 E(正);
-
以 E(正正) 表示首次出现连续两个正面前所需投掷次数的期望,求 E(正正)。若首次出现正面后的下一次仍为正面,此时即完成连续两个正面;若下一次为反面,则从此以后完成连续两个正面所需投掷次数的期望仍为 E(正正)。因此可使用
E(正正)=2E(正)+1+2E(正)+1+E(正正);
-
指定序列为“正正正”时,求试验结束前投掷次数的期望。
[2]
随机变量 X,Y 的联合概率密度函数为
fX,Y(x,y)={a(x2−y2)e−x,0,0≤x, −x≤y≤x,其他,
其中 a 为常数。
- 求使 fX,Y(x,y) 取得最大值的 x,y;
- 用常数 a 表示 X 的边缘概率密度函数 fX(x);
- 求 a;
- 求 X 的期望 μX。
Kai
[1]
(1)
21⋅21⋅21=81
(2)
第4投で初めて「裏表表」が完成する列は「表裏表表」と「裏裏表表」の2通りである。したがって確率は 2/16=1/8 となる。
1⋅21⋅21⋅21=81
(3)
21⋅21⋅21⋅21=161
(4)
求める期待値 E(表) は、
E(表)=1⋅21+2⋅(21)2+3⋅(21)3+⋯
であるが、両辺 1/2 倍すると、
21E(表)=1⋅(21)2+2⋅(21)3+3⋅(21)4+⋯
となる。
1番目の式から2番目の式を引くと、
21E(表)=21+(21)2+(21)3+⋯=211−211=1
となるから、
E(表)=2
を得る。
(5)
与えられた式を整理して、
E(表表)=2E(表)+2=6
を得る。
(6)
末尾に連続している表の個数が0, 1, 2である状態から、初めて「表表表」が完成するまでの追加投数の期待値をそれぞれ E0,E1,E2 とする。次の1投について場合分けすると、
E0E1E2=1+21E0+21E1,=1+21E0+21E2,=1+21E0.
第1式から E0=2+E1 である。また、
E1=1+21E0+21(1+21E0)=23+43E0.
したがって、
E0=2+23+43E0⟹41E0=27,
よって求める期待値は
E0=14.
[2]
(1)
fX,Y は確率密度であり恒等的に 0 ではないから a>0 である。固定した x≥0 に対して x2−y2 は y=0 で最大となるため、全体の最大値を求めるには ax2e−x を x≥0 で最大化すればよい。そこで微分を計算する。
dxd(x2e−x)=2xe−x−x2e−x=xe−x(2−x) .
この導関数が 0 になるのは x=0 または x=2 の時である。
0<x<2 で導関数は正、x>2 で負であり、x=0 および x→∞ で関数値は0となる。したがって x=2 が最大値を与える。
x=2 の時、 y=0 である。
よって、 x=2 , y=0 が fX,Y(x,y) を最大にする。
(2)
fX(x)=ae−x∫−xx(x2−y2)dy=34ax3e−x
これは x≥0 での式であり、全体では
fX(x)={34ax3e−x,0,x≥0,x<0.
(3)
1=∫0∞fX(x)dx=34a∫0∞x3e−xdx=8a
であるから、
a=81
である。
(4)
μx=∫0∞xfX(x)dx=61∫0∞x4e−xdx=4