名古屋大学 情報学研究科 情報システム学専攻 2018年8月実施 確率・統計 [1]–[2]
Author
Miyake, 思齐塾, 祭音Myyura
Description
[1]
箱Aには赤玉が4つ、青玉が1つ、白玉が1つ入っており、箱Bには赤玉が2つ、青玉が2つ、白玉が2つ入っている。以下の問いに答えよ。ただし、2つの箱は外見上区別がつかず、玉を取り出すとき、箱の中は見えないものとする。
(1) 無作為に1つの箱を選び、その箱から玉を1つ取り出したとき、それが赤玉である確率を求めよ。
(2) 無作為に1つの箱を選び、その箱から玉を2つ取り出したとき、それらの色が異なる確率を求めよ。
(3) 1つの箱から玉を1つ取り出したとき、それが赤玉であったとする。その玉を箱に戻さずに、さらに玉を1つ取り出すとき、最初に玉を取り出したのと同じ箱から取り出す場合と、別の箱から取り出す場合、それぞれについて新たに取り出した玉が赤玉である確率を求め、どちらの場合の方が赤玉である確率が大きいか答えよ。
[2]
確率変数 X の確率密度関数 f(x) が次式で与えられている。ただし a は定数とする。
f(x)={12x2(a−x)0(0≤x≤1)(上記以外)
(1) a の値を求めよ。
(2) 確率変数 X の値が 1/3 以下となる確率を求めよ。
(3) 確率変数 X の平均 μ と分散 σ2 を求めよ。
(4) 表が出る確率 θ の確率分布が f(θ) で与えられたコインがあるとする。このコインを n 回投げたときにすべて裏が出る確率の期待値を求めよ。ただし、 n 回の試行の間、 θ の値は変動しないものとする。
出典:名古屋大学 入学試験問題
题目描述
[1]
盒 A 中有 4 个红球、1 个蓝球和 1 个白球;盒 B 中有 2 个红球、2 个蓝球和 2 个白球。两个盒子的外观无法区分,取球时也看不到盒内。
-
随机选择一个盒子并从中取出一个球,求该球为红球的概率;
-
随机选择一个盒子并从中取出两个球,求两球颜色不同的概率;
-
从一个随机选取的盒子中取出一个球,已知该球为红球。将此球留在盒外、不放回,然后再取一个球。分别求
- 从第一次取球的同一盒子中再取时,新球为红球的概率;
- 从另一个盒子中取时,新球为红球的概率。
比较上述两种取法,回答哪一种取得红球的概率更大。
[2]
随机变量 X 的概率密度函数为
f(x)={12x2(a−x),0,0≤x≤1,其他,
其中 a 为常数。
- 求 a;
- 求 P(X≤31);
- 求 X 的均值 μ 与方差 σ2;
- 有一枚硬币,其出现正面的概率 θ 本身服从密度 f(θ)。将该硬币投掷 n 次,求“所有投掷均为反面”这一概率的期望;在这 n 次试验期间,θ 的值保持不变。
Kai
[1]
(1)
21⋅64+21⋅62=21
(2)
21⋅6C26C2−4C2+21⋅6C26C2−3=107
(3)
初めに箱 A, B を選ぶことをそれぞれ X1=A,B で表し、
次に箱 A, B を選ぶことをそれぞれ X2=A,B で表す。
また、初めに赤玉を選ぶことを Y1=R で表し、
次に赤玉を選ぶことを Y2=R で表す。
初めの玉が赤玉であったとき、選んだ箱がA,Bであった確率は、
それぞれ、
P(X1=A∣Y1=R)P(X1=B∣Y1=R)=P(Y1=R)P(X1=A)P(Y1=R∣X1=A)=2121⋅64=32=P(Y1=R)P(X1=B)P(Y1=R∣X1=B)=2121⋅62=31
である。
初めに箱Aを選んで赤玉を取り出したとき、
次に箱 A, B を選んで赤玉を取り出す確率は、それぞれ、
P(Y2=R∣X1=A,Y1=R,X2=A)P(Y2=R∣X1=A,Y1=R,X2=B)=53=62=31
であり、
初めに箱Bを選んで赤玉を取り出したとき、
次に箱 A, B を選んで赤玉を取り出す確率は、それぞれ、
P(Y2=R∣X1=B,Y1=R,X2=A)P(Y2=R∣X1=B,Y1=R,X2=B)=64=32=51
である。
よって、
初めに赤玉を取り出したとき、次に同じ箱を選んで赤玉を取り出す確率は、
P(X1=A∣Y1=R)P(Y2=R∣X1=A,Y1=R,X2=A) +P(X1=B∣Y1=R)P(Y2=R∣X1=B,Y1=R,X2=B)=32⋅53+31⋅51=157
であり、
次に別の箱を選んで赤玉を取り出す確率は、
P(X1=A∣Y1=R)P(Y2=R∣X1=A,Y1=R,X2=B) +P(X1=B∣Y1=R)P(Y2=R∣X1=B,Y1=R,X2=A)=32⋅31+31⋅32=94
であるから、前者の方が大きい。
[2]
(1)
1∴ a=12∫01x2(a−x)dx=4a−3=1
(2)
12∫01/3x2(1−x)dx=91
(3)
μσ2=12∫01x3(1−x)dx=53=12∫01x4(1−x)dx−(53)2=251
(4)
すべて裏が出る確率の期待値を求める。
n 回全て裏が出る確率は (1−θ)n であり、 θ の確率分布は f(θ)=12θ2(1−θ) なので、期待値は、
E[(1−θ)n]=∫01(1−θ)nf(θ)dθ=∫01(1−θ)n12θ2(1−θ)dθ
=12∫01(1−θ)n+1θ2dθ
ここで、部分積分を行う。 u=θ2,dv=(1−θ)n+1dθ とすると、 du=2θdθ,v=−n+2(1−θ)n+2 なので、
12∫01(1−θ)n+1θ2dθ=12[−θ2n+2(1−θ)n+2]01+12∫01n+2(1−θ)n+22θdθ
=0+n+224∫01(1−θ)n+2θdθ
もう一度部分積分を行う。 u=θ,dv=(1−θ)n+2dθ とすると、 du=dθ,v=−n+3(1−θ)n+3 なので、
n+224∫01(1−θ)n+2θdθ=n+224[−θn+3(1−θ)n+3]01+n+224∫01n+3(1−θ)n+3dθ
=0+(n+2)(n+3)24∫01(1−θ)n+3dθ=(n+2)(n+3)24[−n+4(1−θ)n+4]01
=(n+2)(n+3)(n+4)24