跳到主要内容

名古屋大学 情報学研究科 複雑系科学専攻 2023年8月実施 微分方程

Author

思齐塾, 祭音Myyura

Description

微分方程式

y=1+xy(1)y' = 1 + x - y \qquad (1)

について考える。ただし、 y=dydxy' = \frac{dy}{dx} である。この微分方程式の解を表す曲線(解曲線)上の点 (x,y)(x, y) における接線の傾きは yy' となる。そして、 xyxy 平面上の多数の点 (x,y)(x, y) において、傾きが yy' を持つベクトルを描いたものを「ベクトル場(方向場)」という。

  1. y=cy' = c とすると、 1+xy=c1 + x - y = c 上の任意の点での、解曲線上の接線の傾きは cc である。 c=4,2,0,1,2c = -4, -2, 0, 1, 2 として、ベクトル場を描き、 y(0)=5y(0) = 5 を初期条件とする解曲線の概形を描け。

  2. 微分方程式(1)の一般解、および、 y(0)=5y(0) = 5 を満たす特解を求めよ。

题目描述

考察微分方程

y=1+xy,(1)y'=1+x-y, \tag{1}

其中 y=dy/dxy'=dy/dx。解曲线上点 (x,y)(x,y) 处的切线斜率为 yy';在 xyxy 平面的许多点 (x,y)(x,y) 处画出斜率为相应 yy' 的向量,所得图形称为“向量场(方向场)”。

  1. y=cy'=c,则直线

    1+xy=c1+x-y=c

    上每一点处的解曲线切线斜率均为 cc。分别取

    c=4,2,0,1,2,c=-4,-2,0,1,2,

    画出方向场,并画出满足初始条件 y(0)=5y(0)=5 的解曲线概形;

  2. 求微分方程 (1) 的通解,以及满足 y(0)=5y(0)=5 的特解。

Kai

  1. 傾きが一定値 cc となる等傾線は
1+xy=c,すなわちy=x+1c1+x-y=c,\qquad \text{すなわち}\qquad y=x+1-c

である。したがって指定された5本は

c42012等傾線y=x+5y=x+3y=x+1y=xy=x1\begin{array}{c|ccccc} c&-4&-2&0&1&2\\ \hline \text{等傾線}&y=x+5&y=x+3&y=x+1&y=x&y=x-1 \end{array}

となり、各直線上にそれぞれ傾き 4,2,0,1,2-4,-2,0,1,2 の短い線分を描けば方向場が得られる。

初期点 (0,5)(0,5) では傾きは 4-4 である。後で求める特解 y=x+5exy=x+5e^{-x} より、曲線は x=log5x=\log5 で最小値

y(log5)=1+log5y(\log5)=1+\log5

をとり、その後増加して xx\to\infty で直線 y=xy=x に上側から漸近する。 xx\to-\infty では y+y\to+\infty である。

  1. 微分方程式(1)の一般解を求める。
y=1+xyy' = 1 + x - y
dydx=1+xy\frac{dy}{dx} = 1 + x - y
dydx+y=1+x\frac{dy}{dx} + y = 1 + x

これは線形微分方程式なので、積分因子を求める。 積分因子 μ(x)\mu(x) は、

μ(x)=e1dx=ex\mu(x) = e^{\int 1 dx} = e^x

両辺に μ(x)=ex\mu(x) = e^x を掛けると、

exdydx+exy=ex(1+x)e^x \frac{dy}{dx} + e^x y = e^x (1 + x)
ddx(exy)=ex(1+x)\frac{d}{dx} (e^x y) = e^x (1 + x)

両辺を積分すると、

exy=ex(1+x)dx=exdx+xexdxe^x y = \int e^x (1 + x) dx = \int e^x dx + \int xe^x dx
xexdx=xexexdx=xexex+C\int xe^x dx = x e^x - \int e^x dx = x e^x - e^x + C

したがって、

exy=ex+xexex+C=xex+Ce^x y = e^x + x e^x - e^x + C = x e^x + C
y=x+Cexy = x + Ce^{-x}

これが一般解である。

次に、 y(0)=5y(0) = 5 を満たす特解を求める。

y(0)=0+Ce0=C=5y(0) = 0 + Ce^{-0} = C = 5

したがって、特解は

y=x+5exy = x + 5e^{-x}