名古屋大学 情報学研究科 複雑系科学専攻 2016年8月実施 线性代数
Author
思齐塾, 祭音Myyura
Description
次の小問に答えよ。
- 0<p<1 および 0<q<1 を満たす実数 p と q を用いて、行列
P=(1−ppq1−q)
とおく。 n を自然数とするとき、
Pn=p+q1(qpqp)+p+q(1−p−q)n(p−p−qq)
が成り立つことを示せ。
- ある野球選手は、ヒットを打った次の打席において 2 割の確率でヒットを打つとする。また、ヒットを打たなかった次の打席では 4 割の確率でヒットを打つとする。ある打席ではヒットを打った。次々回にヒットを打つ確率を答えよ。また、十分な打席数を終えたあと、次の打席でヒットを打つ確率を答えよ。
题目描述
回答下列问题。
-
设实数 p,q 满足 0<p<1, 0<q<1,并令
P=(1−ppq1−q).
对自然数 n,证明
Pn=p+q1(qpqp)+p+q(1−p−q)n(p−p−qq);
-
某棒球运动员若上一打席击出安打,则下一打席以 20% 的概率击出安打;若上一打席未击出安打,则下一打席以 40% 的概率击出安打。已知他在某一打席击出安打,求再下一打席击出安打的概率;再求经过足够多打席后,他在下一打席击出安打的概率。
Kai
- (証明)
数学的帰納法で示す。
(i) n=1 のとき
p+q1(qpqp)+p+q1−p−q(p−p−qq)=p+q1(q+p−p2−pqp−p+p2+pqq−q+pq+q2p+q−pq−q2)=p+q1(q+p(1−p−q)p(p+q)q(p+q)p+q(1−p−q))
=p+q1(q+p−p2−pqp2+pqpq+q2p+q−pq−q2)=p+q1((p+q)−p(p+q)p(p+q)q(p+q)(p+q)−q(p+q))=(1−ppq1−q)=P
(ii) n=k のとき成り立つと仮定する。すなわち、
Pk=p+q1(qpqp)+p+q(1−p−q)k(p−p−qq)
n=k+1 のとき
Pk+1=PkP=[p+q1(qpqp)+p+q(1−p−q)k(p−p−qq)](1−ppq1−q)
=p+q1(q(1−p)+pqp(1−p)+p2q2+q(1−q)pq+p(1−q))+p+q(1−p−q)k(p(1−p)−pq−p(1−p)+pqpq−q(1−q)−pq+q(1−q))
=p+q1(qpqp)+p+q(1−p−q)k(p−p2−pq−p+p2+pqpq−q+q2−pq+q−q2)
=p+q1(qpqp)+p+q(1−p−q)k(1−p−q)(p−p−qq)
=p+q1(qpqp)+p+q(1−p−q)k+1(p−p−qq)
したがって、 n=k+1 のときも成り立つ。
(i)(ii) より、 n が自然数のとき、題意の式は成り立つ。
- ある打席でヒットを打った場合、次打席でヒットを打つ確率は 0.2 である。ヒットを打たなかった場合、次打席でヒットを打つ確率は 0.4 である。
現在の打席でヒットを打ったとする。次打席でヒットを打つ確率は 0.2 である。その次(次々回)にヒットを打つ確率は、次打席でヒットを打った場合と、次打席でヒットを打たなかった場合の確率を足し合わせる。
(i) 次打席でヒットを打った場合 (確率 0.2) 、その次(次々回)にヒットを打つ確率は 0.2
(ii) 次打席でヒットを打たなかった場合 (確率 1 - 0.2 = 0.8) 、その次(次々回)にヒットを打つ確率は 0.4
したがって、次々回にヒットを打つ確率は、
0.2×0.2+0.8×0.4=0.04+0.32=0.36
十分な打席数を終えたあと、ヒットを打つ確率を x とすると、
x=0.2x+0.4(1−x)
x=0.2x+0.4−0.4x
x=−0.2x+0.4
1.2x=0.4
x=1.20.4=124=31
したがって、十分な打席数を終えたあと、次の打席でヒットを打つ確率は 31