名古屋大学 情報学研究科 知能システム学専攻 2021年8月実施 確率・統計
Author
Miyake
Description
解の導出過程も書くこと、問題を解く上で必要なら表に示す対数の値を用いてもよい。
長さ 1 の線分上の無作為に選ばれた位置に点を配置し、この点で線分を切断する。切断後の全ての線分の長さは 0 より大きいとする。このとき、以下の問いに答えよ。
(1) 点を1つ配置し、線分を切断して2つに分ける、切断後の線分の中で少なくとも1つの長さが 0.7 より長くなる確率を求めよ。
(2) 点を2つ配置し、線分を切断して3つに分ける. 切断後の線分の中で少なくとも1つの長さが 0.5 より長くなる確率を求めよ。
確率変数 x は区間 [1,3] における連続一様分布に従う。
(1) X の確率密度関数を書け。
(2) Y=X2+2 とおくとき Y の確率密度関数を求めよ。
1 から 6 の目が全て同一の確率で出るサイコロがある。
(1) サイコロを n 回振ったとき 1 の目が出る回数を X とおく、 1 の目が X 回出る確率 P(X) を書け。
(2) 1 の目が全く出ない確率を 0.4 以上とするためには、サイコロを何回まで振ることができるか。
(3) サイコロを 10 回振ったとき、 1 の目が出る回数が 1 回以下となる確率は 0.5 以上になるか、理由を添えて答えよ。
对数 logex の値
| loge2 | loge3 | loge4 | loge5 | loge6 | loge7 | loge8 | loge9 |
|---|
| 0.6931 | 1.0986 | 1.3863 | 1.6094 | 1.7918 | 1.9459 | 2.0794 | 2.1972 |
题目描述
作答时写出推导过程;解题需要时,可以使用原题上表所列的自然对数值。
[1] 在一条长度为 1 的线段上均匀随机选取位置放置切点,并沿切点切割;假定切割所得每段的长度都大于 0。
- 放置一个切点,将线段分成两段。求所得线段中至少有一段长度大于 0.7 的概率。
- 放置两个切点,将线段分成三段。求所得线段中至少有一段长度大于 0.5 的概率。
[2] 随机变量 X 服从区间 [1,3] 上的连续均匀分布。
- 写出 X 的概率密度函数;
- 定义 Y=X2+2,求 Y 的概率密度函数。
[3] 一枚六面骰子的点数 1 至 6 等概率出现。
- 将骰子投掷 n 次,以 X 表示点数 1 出现的次数,写出 X 的概率质量函数 P(X=x);
- 若要求点数 1 一次也不出现的概率不小于 0.4,最多可以投掷多少次?
- 投掷 10 次时,点数 1 出现不超过一次的概率是否不小于 0.5?给出理由。
Kai
配置する点の位置を、線分の一端からの長さで表す。
(1)
点の位置を X とすると、
切断後の線分の中で少なくとも1つの長さが 0.7 より長くなるのは、
0<X<0.3 または 0.7<X<1 のときなので、
求める確率は 0.6 である。
(2)
2点の位置を X1,X2 とする。
切断後の線分の中で少なくとも1つの長さが 0.5 より長くなるのは
(i) 0<X1<0.5 かつ 0<X2<0.5 : 確率 0.25 (ii) 0<X1<0.5 かつ 0.5+X1<X2<1 : 確率 0.125 (iii) 0.5<X1<1 かつ 0.5<X2<1 : 確率 0.25 (iv) 0.5<X1<1 かつ 0<X2<X1−0.5 : 確率 0.125
のときなので、求める確率は 0.75 である。
(1)
X の確率密度関数 f(x) は、 1≤x≤3 において、
f(x)=21
であり、それ以外では 0 である。
(2)
Y の確率密度関数 g(y) は、 0 でないのは 3≤y≤11 のときであり、このとき
g(y)=f(x)dydx=21⋅2y−21=4y−21
である。
(1)
P(X)=nCX(61)X(65)n−X
(2)
サイコロを振る回数を n とすると、求める条件は、
(65)nnloge65n≥0.4=52≥loge52≤loge65loge52=loge6−loge5loge5−loge2≈1.7918−1.60941.6094−0.6931≈5.02
であるから、5回まで振ることができる。
(3)
サイコロを10回振ったとき1の目が出る回数が1回以下となる確率を p とすると、
p=(65)10+10⋅61⋅(65)9=(65)9⋅25
なので、
logep=9(loge5−loge6)+loge5−loge2=10loge5−9loge6−loge2≈−0.7253
である。
一方、
loge0.5=loge21=−loge2≈−0.6931
である。
よって、
logep<loge0.5
であり、 logex は単調増加関数なので、 p は 0.5 以上ではない。