名古屋大学 情報学研究科 知能システム学専攻 2013年8月実施 微积分
Author
思齐塾, 祭音Myyura
Description
xy 平面上の曲線 y=a2−x2 と x 軸とで囲まれる部分 D 、及び、 D を x 軸のまわりに回転してできる立体 T について、以下の問いに答えよ。ただし、 a>0 とする。
(a) T の体積を a を使って記せ。
(b) D を y 軸のまわりに回転してできる立体の体積が T の体積に等しくなるとき、 a の値を求めよ。
题目描述
在 xy 平面上,曲线
与 x 轴围成区域 D,其中 a>0。将 D 绕 x 轴旋转所得的立体记为 T。
- 用 a 表示立体 T 的体积;
- 再将 D 绕 y 轴旋转。当所得立体的体积与 T 的体积相等时,求 a。
Kai
解答
まず、領域 D を定義する曲線と軸を確認する。
曲線は y=a2−x2 で、これは頂点が (0,a2) で上に凸の放物線である。
x 軸は y=0 の直線である。
曲線と x 軸との交点は、 a2−x2=0 を解くことで得られる。
x2=a2 より、 x=±a となる。
したがって、領域 D は区間 [−a,a] で y=a2−x2 と x 軸によって囲まれた部分である。
(a) T の体積
立体 T は、領域 D を x 軸のまわりに回転させてできる回転体である。その体積 VT はディスク法を用いて計算できる。
体積の公式は V=∫x1x2π[f(x)]2dx である。
VT=∫−aaπy2dx=∫−aaπ(a2−x2)2dx
被積分関数 (a2−x2)2 は x の偶関数であり、積分区間は原点に対して対称なので、計算を簡略化できる。
VT=2π∫0a(a2−x2)2dx=2π∫0a(a4−2a2x2+x4)dx
積分を計算する。
VT=2π[a4x−32a2x3+51x5]0a
VT=2π((a4⋅a−32a2a3+51a5)−0)
VT=2π(a5−32a5+51a5)
通分して計算する。
VT=2π(1515a5−10a5+3a5)=2π(158a5)
VT=1516πa5
したがって、 T の体積は 1516πa5 である。
(b) a の値
次に、領域 D を y 軸のまわりに回転させてできる立体の体積 Vy を求める。
この計算には、積分軸を y 軸とする円盤法(ワッシャー法)が便利である。
まず、 x を y の式で表す。 y=a2−x2 より x2=a2−y である。
領域 D の y の範囲は 0≤y≤a2 である。
体積の公式は V=∫y1y2π[g(y)]2dy である。ここで半径は x なので、 g(y)2=x2=a2−y となる。
Vy=∫0a2πx2dy=∫0a2π(a2−y)dy
積分を計算する。
Vy=π[a2y−21y2]0a2
Vy=π((a2⋅a2−21(a2)2)−0)
Vy=π(a4−21a4)=21πa4
問題の条件より、 Vy と VT の体積は等しいので、 Vy=VT である。
21πa4=1516πa5
a>0 であるから、両辺を πa4 (これは0ではない) で割ることができる。
21=1516a
これを a について解くと、
a=21×1615=3215
よって、求める a の値は 3215 である。