名古屋大学 人文学研究科 超域人文学 日本文化学 2026年2月実施 論述問題 問題1
Author
祭音Myyura (Based on 北白川博雅's answer refined with GPT 6 Astra)
Description
博士前期課程 2026年度第2期。一般入試・社会人入試。人文学専攻、日本文化学、専門試験・論述問題。
試験時間:13:00〜15:00(文献解読・論述問題を合わせた専門試験全体で2時間)。
【解答にあたっての注意】
専門試験は、次の2つからなる。そのすべてを解答すること。
- 日本文化学に関する文献解読
- 日本文化学に関する論述問題
解答は「文献解読」「論述問題」に分け、それぞれの答案用紙を用いること。解答スペースが足りない場合は、答案用紙の2枚目に記述してもよい。
[1]近現代の文学・文化を考える際に、身体や身体性に着目することにより、どのようなことが考察できるか。具体的な事例・作品を挙げて、10行程度で具体的に論述しなさい。
题目描述
博士前期课程(硕士阶段)2026年度第2期。一般入学考试、社会人士入学考试。人文学专攻、日本文化学,专业考试中的论述题。
考试时间:13:00〜15:00(包括文献解读和论述题在内的整场专业考试共2小时)。
【作答注意事项】
专业考试由以下两部分组成,两部分均须作答。
- 与日本文化学有关的文献解读
- 与日本文化学有关的论述题
请将“文献解读”和“论述题”的答案分别写在各自的答题纸上。如果答题空间不足,可以写在各自的第2张答题纸上。
[1]在思考近现代文学与文化时,关注身体及身体性能够考察哪些问题?请列举具体事例或作品,用约10行文字作出具体论述。
Kai
身体性に着目することによって、近現代文学では、人間の欲望や権力関係、自己認識などを具体的に考察することができる。
例えば、谷崎潤一郎『刺青』では、美しい娘の身体に巨大な蜘蛛の刺青が施されることで、身体は単なる肉体ではなく、美や欲望が投影される場として描かれている。また、自らの肉体の変容を契機として娘自身も精神的に変容し、彫師に対して優位に立つようになり、両者の力関係が逆転する。
このように、身体は他者の視線や欲望、権力関係が刻み込まれ、かつそれを転覆させる場として機能していることが分かる。
身体性という視点から作品を読むことで、近現代文学における主体、欲望、ジェンダー、権力などの問題を、より深く考察することができる。