名古屋大学 工学研究科 電気電子情報工学科 2024年8月実施 基礎1
Author
祭音Myyura
Description
(1) 次の関数の導関数を求めよ。
y=arcsin(2x1−x2)(0<x2<1)
(2) 次の不等式を示せ。
1+x≤ex≤1−x1(x<1)
(3) 次の定積分を求めよ。ただし、収束 ⋅ 発散の評価は不要である。
∫04∣x(x−2)∣dx
- ヒント: ∫x2+Adx=log∣x+x2+A∣+C を使ってもよい。ただし、A は 0 でない定数、C は積分定数である。
- ヒント: ∫1−x2dx=arcsinx+C を使ってもよい。ただし、C は積分定数である。
(4) 以下の式の極限が存在する場合はその値を求めよ。存在しない場合は、存在しないことを示せ (ヒント:極座標変換を用いるとよい)。
(x,y)→(0,0)lim2xylog(x2+y2)
题目描述
-
在 0<x2<1 下,分 x 的取值情况求
y=arcsin(2x1−x2)
的导数。
-
证明对 x<1,
1+x≤ex≤1−x1.
-
计算
∫04∣x(x−2)∣dx,
无需判断收敛或发散;可使用题面给出的反双曲型对数积分和反正弦积分公式。
-
判断二元极限
(x,y)→(0,0)lim2xylog(x2+y2)
是否存在;若存在求其值,否则证明不存在。可使用极坐标。
Kai
(1)
u=2x1−x2 とすると、
dxdu=21−x2+2x(−1−x2x)=1−x22(1−x2)−2x2=1−x22(1−2x2).
dudsin−1u=1−u21 および
1−u2=∣1−2x2∣ より、
dxdy=1−u21dxdu=∣1−2x2∣1−x22(1−2x2).
(i) 2x2−1>0、すなわち 1/2<∣x∣<1 のとき、
y′=−1−x22.
(ii) 2x2−1=0、すなわち x=±1/2 では、左右の微分係数が異なるため微分不可能である。
(iii) 2x2−1<0、すなわち 0<∣x∣<1/2 のとき、
y′=1−x22.
(2)
f(x)=ex−(1+x) とすると、f′(x)=ex−1
| x | ⋯ | 0 | ⋯ | 1 |
|---|
| f′ | − | 0 | + | |
| f | ↘ | | ↗ | |
f(0)=0 と増減表により、
ex≥1+x
h(x)=−log(1−x)−x とおく。x<1 において
h′(x)=1−xx,h(0)=0
より h(x)≥0。したがって ex≤1/(1−x) である。
従って、
1+x≤ex≤1−x1
(3)
===∫αβ−x(x−2)dx+∫γ4x(x−2)dx∫αβ1−(x−1)2dx+∫γ4(x−1)2−1dx[sin−1(x−1)]αβ+[logx−1+(x−1)2−1]γ4sin−1(β−1)−sin−1(α−1)+log(3+22)−logγ−1+(γ−1)2−1.(*)
α→0+, β→2−, γ→2+ とすると、
(∗)=sin−1(1)−sin−1(−1)+log(3+22)=π+log(3+22).
したがって、求める値は π+log(3+22) である。
(4)
x=rcosθ、y=rsinθ とする。(x,y)→(0,0) のとき r→0+ であり、θ は任意である。
2xylog(x2+y2)=2r2sinθcosθlogr2=2r2sin2θlogr.
∣sin2θ∣≤1 より、
0≤2r2sin2θlogr≤2r2∣logr∣.
また、0<r<1 においてロピタルの定理を用いると、
r→0+lim2r2∣logr∣=r→0+lim1/r2−2logr=r→0+lim−2/r3−2/r=r→0+limr2=0.
したがって、はさみうちの原理より
(x,y)→(0,0)lim2xylog(x2+y2)=0.