名古屋大学 工学研究科 機械航空系 2018年度 専門部門 問題5
Author
祭音Myyura (co-authored with GPT 6 Astra)
Description
(1)
長さ l、曲げ剛性 EI 一定のはりの左端を単純支持、右端を固定し、中央 x=l/2 に下向きの集中荷重 P を加える。左端を x=0 とし、下向きのたわみ w を正とする。固定端の曲げモーメントを M0 とし、はり下面を引張りとする曲げを正とする。
- 曲げモーメント M(x) を M0 を用いて表せ。
- 左端反力と M0 を求めよ。
- たわみ曲線を求めよ。
(2)
長さ l、内径 d1、外径 d2 の円筒(縦弾性係数 E1、線膨張係数 α1)の内部に、同じ長さ・直径 d0 の丸棒(E0,α0)を同軸に置き、両端を剛体板で固定する。d2>d1>d0、α1>α0 とする。温度 T0 では無応力で、全体を一様に T1>T0 まで加熱する。ポアソン効果は無視する。
- 丸棒と円筒のひずみと応力の関係を記せ。
- 丸棒・円筒に生じる応力を求めよ。
- 全体の伸びを求めよ。
(3)
平面応力状態 σx=80 MPa、σy=−20 MPa、τxy=τyx=50 MPa を考える。
- モールの応力円を描け。
- 主応力とその方向を求めよ。
- 最大せん断応力とその面の方向を求めよ。

题目描述
(1)等截面梁长 l、弯曲刚度 EI,左端简支、右端固支,中点承受向下集中力 P。坐标自左端起,挠度向下为正,弯矩以底面受拉为正,右端弯矩为 M0。以 M0 表示弯矩分布,求左反力、固定端弯矩和挠曲线。(2)长 l、内外径 d1,d2 的圆筒内有同长直径 d0 的同轴圆杆,两端由刚板连接,d2>d1>d0。两者弹性模量分别为 E1,E0,热膨胀系数满足 α1>α0。初温 T0 无应力,均匀加热至 T1>T0,忽略泊松效应。写出应力应变关系,求两材料应力和总伸长。(3)给定 σx=80、σy=−20、τxy=50(单位 MPa),绘制莫尔圆,求主应力及方向、最大剪应力及其平面方向。
Kai
(1)
左端の上向き反力を RA とすると、M(l)=RAl−Pl/2=M0 より RA=M0/l+P/2。従って
M(x)={(M0/l+P/2)x,(M0/l−P/2)x+Pl/2,0≤x≤l/2,l/2≤x≤l.
2), 3)
下向きたわみに対して EIw′′=−M を区間ごとに積分する。条件は w(0)=0、w(l)=w′(l)=0、および x=l/2 で w,w′ が連続することである。これらから
RA=165P,M0=−163Pl,
w(x)=⎩⎨⎧96EIPx(3l2−5x2),96EIP(l−x)2(11x−2l),0≤x≤l/2,l/2≤x≤l.
例えば中央たわみは w(l/2)=7Pl3/(768EI) である。
(2)
1), 2)
ΔT=T1−T0、A0=πd02/4、A1=π(d22−d12)/4 とおく。引張応力を正に取り、各部材について
εi=Eiσi+αiΔT(i=0,1).
剛体板により ε0=ε1、外力がないため A0σ0+A1σ1=0。連立して
σ0=E0d02+E1(d22−d12)E0E1(d22−d12)(α1−α0)ΔT>0,
σ1=−E0d02+E1(d22−d12)E0E1d02(α1−α0)ΔT<0.
丸棒は引張り、円筒は圧縮となる。
λ=lΔTE0d02+E1(d22−d12)α0E0d02+α1E1(d22−d12).
(3)
モール円の中心と半径は
C=280−20=30 MPa,r=502+502=502 MPa.
従って円の式は (σ−30)2+τ2=5000(応力の単位は MPa)。

σ1=30+502≃100.71 MPa,σ2=30−502≃−40.71 MPa.
x 軸から面の法線への反時計回り角を ψ とすると
σn=30+50cos2ψ+50sin2ψ,τn=−50sin2ψ+50cos2ψ.
従って主方向は ψ1=22.5∘, ψ2=112.5∘(各 180∘ の周期)。
∣τ∣max=502≃70.71 MPa.
対応する面の法線は ψ=−22.5∘, 67.5∘。前者で τn=+502、後者で −502 となる。
Reference