名古屋大学 工学研究科 機械航空系 2017年8月実施 基礎部門 問題6
Author
祭音Myyura (co-authored with GPT 6 Astra)
Description
問題6
図1に示すように,中心軸を z 軸とする半径 a の円形コイルが,xy 平面内に固定して置いてある。そのコイルには,図1に示す向きに大きさ I の定常電流(円電流)が流れている。

(1) コイルの置かれている空間に z 軸とのなす角を ϕ とする一様な磁場 B0=(0,B0sinϕ,B0cosϕ) を加えた。コイルが磁場から受けるトルク T を求めたい。
1) x 軸となす角を θ とする位置ベクトル ra で示される円形コイル上の点を流れる電流の方向を示す単位ベクトルを求めよ。
2) x 軸となす角を θ とする位置ベクトル ra で示される微小区間(長さ ds)が B0 から受ける力を dFa とする。ベクトル dFa を I,B0,ds,θ,ϕ を用いて成分表示せよ。
3) x 軸となす角を θ とする位置ベクトル ra で示される微小区間(長さ ds)にはたらく x 軸まわりのトルクの大きさ dT を求め I,B0,ds,θ,ϕ,a を用いて表せ。
4) コイル全体が磁場から受ける x 軸まわりのトルクの大きさ T を θ による積分で求め B0,I,a,ϕ を用いて表せ。
5) コイルの面積 S (=πa2) と円電流 I により磁気双極子 m を m=SIez と定義する。ここで,ez は,z 軸方向の単位ベクトルである。T を B0,m を用いて表せ。
(2) 円電流から十分に離れた遠方の位置 r におけるベクトルポテンシャル A(r) は問(1)の5)で定義した m と真空の透磁率 μ0 を用いて
A(r)=4π∣r∣3μ0(m×r)(①)
と表される。B0=0 として以下の問いに答えよ。
1) ベクトルポテンシャル A(r) と磁場 B(r) の関係を式で示せ。
2) 図1の円電流が十分に離れた遠方につくる磁場 Bd(r) を①式より求めよ。
3) 図1の円電流から十分に離れた遠方において,z 軸上の磁場を考える。その大きさの原点からの距離 r に対する依存性,およびその向きを示せ。
4) 図1の円電流から十分に離れた遠方において,x 軸上の磁場を考える。その大きさの原点からの距離 r に対する依存性,およびその向きを示せ。
题目描述
问题6
如图1,半径为 a、中心轴为 z 轴的圆形线圈固定于 xy 平面内。线圈中沿图示方向通有大小为 I 的恒定电流(圆电流)。
(1) 在线圈所在空间施加与 z 轴成角 ϕ 的均匀磁场 B0=(0,B0sinϕ,B0cosϕ),要求线圈受到的磁场力矩 T。
1) 求圆形线圈上由与 x 轴成角 θ 的位置向量 ra 表示的点处,沿电流方向的单位向量。
2) 设由位置向量 ra(与 x 轴成角 θ)表示的微小线段(长度 ds)受到磁场 B0 的力为 dFa。用 I,B0,ds,θ,ϕ 给出向量 dFa 的分量表达式。
3) 求上述微小线段(长度 ds)受到的绕 x 轴的力矩大小 dT,用 I,B0,ds,θ,ϕ,a 表示。
4) 对 θ 积分,求整个线圈受到的绕 x 轴的力矩大小 T,用 B0,I,a,ϕ 表示。
5) 用线圈面积 S=πa2 和圆电流 I 定义磁偶极矩 m=SIez,其中 ez 为 z 轴方向的单位向量。用 B0,m 表示 T。
(2) 在距离圆电流足够远的位置 r,矢量势 A(r) 可用第(1)-5)问定义的 m 及真空磁导率 μ0 表示为
A(r)=4π∣r∣3μ0(m×r).(①)
令 B0=0,回答下列问题。
1) 用公式表示矢量势 A(r) 与磁场 B(r) 的关系。
2) 由式①求图1中圆电流在远场产生的磁场 Bd(r)。
3) 在距离图1中圆电流足够远处,考虑 z 轴上的磁场,给出其大小对距原点距离 r 的依赖关系,并指出其方向。
4) 在距离图1中圆电流足够远处,考虑 x 轴上的磁场,给出其大小对距原点距离 r 的依赖关系,并指出其方向。
Kai
(1)
1), 2)
t=(−sinθ,cosθ,0),
dFa=It×B0ds=IB0(cosθcosϕ,sinθcosϕ,−sinθsinϕ)ds.
3), 4)
微小モーメントの x 成分は
(r×dFa)x=−IaB0sin2θsinϕds.
従って大きさは IaB0sin2θ∣sinϕ∣ds。角度を 0≤ϕ≤π とすれば絶対値は不要である。ds=adθ として一周積分すると、他の成分は打ち消し合い、
T=−πa2IB0sinϕex,T=πa2IB0∣sinϕ∣.
m=ISez,T=m×B0.
(2)
1), 2)
Bd=∇×A.
r=∣r∣=0 とおく。∇r−3=−3r/r5 と ∇×(m×r)=2m より
Bd=4πμ0[r53(m⋅r)r−r3m].
3), 4)
m=πa2I とすると、z 軸上では正負どちらの側でも
Bd=2π∣z∣3μ0mez
で、向きは +z。x 軸上では
Bd=−4π∣x∣3μ0mez
で、向きは −z である。
Reference