名古屋大学 工学研究科 機械航空系 2017年8月実施 基礎部門 問題2
Author
祭音Myyura (co-authored with GPT 6 Astra)
Description
問題2
(1) 大きさ 2×2 の実定数行列 A を考え,以下の問いに答えよ(最終的な答えのみならず途中の導き方についても示すこと)。
1) 以下の関係を満たすとき,A を求めよ。
A(11)=(−1−1),A(−11)=(37)
2) A のすべての固有値を求めよ。
3) 問(1)-2)で求めた固有値に対応するすべての固有ベクトルを求めよ。
4) A について,ケーリー・ハミルトンの定理を用いて,A5 と A−1 を求めよ(具体的に各要素を計算せよ)。また,問(1)-1)の2つの式について,ここで求めた A−1 をそれぞれの式の両辺左側から掛けるとき,2つの式がともに満たされていることを示せ(A−1A を実際に計算せよ)。
5) A について,行列の対角化を用いることによって,Am を求めよ(m は整数である)。
(2) 大きさ n×n の実定数行列 B と,同じ大きさで正則な実定数行列 U を考える。このとき,以下の問いに答えよ(最終的な答えのみならず途中の導き方についても示すこと)。ただし,B の固有値はすべて相異なる値とする。
1) B の固有値と行列 B=U−1BU の固有値が同じであることを示せ。
2) B の固有値を λi (i=1,…,n) とし,それに対応する固有ベクトルを vi とする。このとき,B の固有値 λi (i=1,…,n) に対応する固有ベクトル vi と vi の関係を示せ。
题目描述
问题2
(1) 考虑 2×2 实常数矩阵 A,回答下列问题,不仅给出最终答案,也须给出中间推导过程。
1) 若满足下列关系,求 A。
A(11)=(−1−1),A(−11)=(37)
2) 求 A 的全部特征值。
3) 求与第(1)-2)问中各特征值对应的全部特征向量。
4) 利用凯莱–哈密顿定理求 A5 与 A−1,具体计算各个元素。对于第(1)-1)问的两个等式,分别在两边左乘这里求得的 A−1,证明两个等式均成立,并实际计算 A−1A。
5) 利用矩阵对角化求 Am,其中 m 为整数。
(2) 考虑 n×n 实常数矩阵 B 和同阶可逆实常数矩阵 U,回答下列问题。不仅给出最终答案,也须给出中间推导过程。设 B 的全部特征值互不相同。
1) 证明 B 与矩阵 B=U−1BU 的特征值相同。
2) 设 B 的特征值为 λi (i=1,…,n),对应特征向量为 vi。给出 B 对应特征值 λi (i=1,…,n) 的特征向量 vi 与 vi 的关系。
Kai
(1)
二つの条件を列方向に並べれば
A=(−1−137)(11−11)−1=(−2−413).
2), 3)
det(λE−A)=λ2−λ−2=(λ−2)(λ+1).
従って固有値と対応する固有ベクトルは
λ=2: c(14),λ=−1: d(11)(c,d=0).
A2=A+2E より A3=3A+2E、A4=5A+6E、A5=11A+10E である。また A(A−E)=2E だから
A5=(−12−441143),A−1=21(−3−412).
実際に
A−1A=21(6−48−8−3+3−4+6)=E,
A−1(−1−1)=(11),A−1(37)=(−11).
P=(1114) とすれば P−1AP=diag(−1,2)。両固有値は非零なので、負の整数を含めて
Am=31(4(−1)m−2m4(−1)m−4⋅2m2m−(−1)m4⋅2m−(−1)m)(m∈Z).
(2)
det(λE−B)=det(U−1(λE−B)U)=det(λE−B).
固有多項式が一致するから固有値も一致する。
Bvi=λivi の左から U−1 を掛けると
B(U−1vi)=λi(U−1vi).
U−1vi=0 であり、相異なる固有値の各固有空間は一次元なので
vi=ciU−1vi,ci=0.
実固有値には実固有ベクトルを選べる。非実固有値がある場合も複素数体上で同じ議論が成り立つ。
Reference