名古屋工業大学 工学研究科 物理工学系 2019年8月実施 問題11 基礎物理数学
Author
祭音Myyura (Based on Miyake's answer refined with GPT 6 Astra)
Description
設問すべてについて解答すること。設問 I の解答を解答用紙の表面に、設問 II の解答を解答用紙の裏面にそれぞれ記入すること。また、最終的な解答結果には下線を引いて明記すること。
次の (1)~(3) の問いについて答えよ。
(1) 次の 1 階常微分方程式
dtdu(t)+ku(t)=f
の解を求める。ここで k,f はある定数である。t=0 における初期条件が u(0)=1 であるとき、以下の設問に答えよ。
(1a) f=0 のとき、u(t) を求めよ。
(1b) f>0 のとき、u(t) を求めよ。
(2) 物理の諸問題に現れる 2 階常微分方程式として、
dt2d2x(t)+2dtdx(t)+2x(t)=0
がある。ここで x(t) はある物理量を表す変数である。以下の設問に答えよ。
(2a) この微分方程式の一般解を書け。
(2b) t=0 における初期条件が x(0)=1、dtdx(0)=0 で与えられるとき、特殊解 x(t) を求めよ。
(3) 剛体の回転運動を考える。剛体の重心を通る回転軸は z 軸と一致し、その周りを一定の角速度 Ω=Ωk で回転している。重心を原点とする位置ベクトルを r=xi+yj+zk とするとき、剛体内の点 r における速度 V=ui+vj+wk は V=Ω×r で与えられる。ここで i,j,k はデカルト座標系における直交基底単位ベクトルである。以下の設問に答えよ。
(3a) V の各成分 (u,v,w) を求めよ。
(3b) rotV=∇×V の各成分を求めよ。ここで ∇=∂x∂i+∂y∂j+∂z∂k である。
次の (1)~(3) の問いについて答えよ。解答は、解答用紙の裏面に記入すること。
(1) 次の行列式を求めよ。
3122−1101−1
(2) 次の固有値方程式を満たす固有値と固有ベクトルを求めよ。
1−10−24−20−11x1x2x3=λx1x2x3
(3) ばね(自然長 a、ばね定数 k)でつながれた 3 つの質点(質量 m)について考える(図1)。これら 3 つの質点の連成振動に対する運動方程式は、次式で与えられる。
mdt2d2x1mdt2d2x2mdt2d2x3=k(x2−x1−a),=k(x3−x2−a)−k(x2−x1−a)=k(x1−2x2+x3),=−k(x3−x2−a).
ここで x1,x2,x3 は質点 1,2,3 の位置を示す。質点の角振動数を ω とすると、x1,x2,x3 は以下のように表すことができる。
x1x2x3=A1cosωt,=A2cosωt+a,=A3cosωt+2a.
ここで A1,A2,A3 は質点 1,2,3 の振幅である。この連成振動に対する固有値方程式を示し、固有値 ω2 をすべて求めよ。さらに、最大の固有値 ω2 に対する固有ベクトル (A1,A2,A3) を求めよ。ただし ω02=k/m として、解答には k と m は用いず、ω0 を用いることとし、固有ベクトルは単位ベクトルにすること。

题目描述
回答全部问题。将 I 的答案写在答题纸正面,将 II 的答案写在背面。最终答案须加下划线,明确标出。
I 回答下列 (1)~(3)。
(1) 求解一阶常微分方程
dtdu(t)+ku(t)=f,
其中 k,f 为常数。在 t=0 时给定初始条件 u(0)=1,回答以下问题。
(1a) 当 f=0 时,求 u(t)。
(1b) 当 f>0 时,求 u(t)。
(2) 物理问题中出现的一个二阶常微分方程为
dt2d2x(t)+2dtdx(t)+2x(t)=0,
其中 x(t) 是表示某物理量的变量。回答以下问题。
(2a) 写出该微分方程的通解。
(2b) 若 t=0 时的初始条件为 x(0)=1、dtdx(0)=0,求特解 x(t)。
(3) 考虑刚体的转动。通过刚体重心的转轴与 z 轴重合,刚体以恒定角速度 Ω=Ωk 绕其转动。以重心为原点,位置向量为 r=xi+yj+zk。刚体内位置 r 处的速度为 V=ui+vj+wk=Ω×r。这里 i,j,k 为笛卡尔坐标系的正交单位基向量。回答以下问题。
(3a) 求 V 的各分量 (u,v,w)。
(3b) 求 rotV=∇×V 的各分量,其中 ∇=∂x∂i+∂y∂j+∂z∂k。
II 回答下列 (1)~(3),将答案写在答题纸背面。
(1) 求下列行列式。
3122−1101−1
(2) 求满足下列特征值方程的特征值和特征向量。
1−10−24−20−11x1x2x3=λx1x2x3
(3) 考虑由弹簧(自然长度 a、弹簧常数 k)连接的三个质点(质量均为 m),如图1所示。三个质点耦合振动的运动方程为
mdt2d2x1mdt2d2x2mdt2d2x3=k(x2−x1−a),=k(x3−x2−a)−k(x2−x1−a)=k(x1−2x2+x3),=−k(x3−x2−a).
其中 x1,x2,x3 为质点 1,2,3 的位置。设质点的角频率为 ω,则可写成
x1x2x3=A1cosωt,=A2cosωt+a,=A3cosωt+2a.
其中 A1,A2,A3 为质点 1,2,3 的振幅。写出该耦合振动的特征值方程,并求全部特征值 ω2。再求最大特征值 ω2 对应的特征向量 (A1,A2,A3)。令 ω02=k/m,答案须用 ω0 表示,不使用 k,m;特征向量须归一化为单位向量。

Kai
I (1)
積分因子 ekt を掛けると (ektu)′=fekt である。
(1a) f=0 では u(t)=e−kt。
(1b) f>0 では、
u(t)=⎩⎨⎧kf+(1−kf)e−kt1+ft(k=0),(k=0).
I (2)
特性方程式 λ2+2λ+2=0 の根は −1±i。したがって、
x(t)=e−t(C1cost+C2sint).
x(0)=C1=1、x′(0)=C2−C1=0 より、
x(t)=e−t(cost+sint).
I (3)
外積を計算すると
(u,v,w)=(−Ωy,Ωx,0).
したがって
∇×V=(0,0,∂x(Ωx)−∂y(−Ωy))=(0,0,2Ω).
II (1)
第一行で展開して、
3{(−1)(−1)−1}−2{1(−1)−2}=6.
II (2)
det(B−λI)=−λ(λ−1)(λ−5).
各根を代入すると、固有値と固有ベクトルは次の通り。c=0 は任意である。
λ015vc(2,1,2)Tc(1,0,−1)Tc(1,−2,1)T
II (3)
定数部分は自然長と相殺され、振幅に関する式は
ω021−10−12−10−11A1A2A3=ω2A1A2A3.
λ=ω2/ω02 とおけば特性多項式は −λ(λ−1)(λ−3)。よって
ω2=0, ω02, 3ω02.
ゼロ固有値は三質点が同じだけ動く並進モードに対応する。最大固有値では A1=A3=−A2/2 なので、単位固有ベクトルは
61(1,−2,1)T
である(全体の符号を反転してもよい)。
Reference