名古屋工業大学 工学研究科 電気・機械工学系(機械工学)2022年度 問題24(熱力学)
Author
祭音Myyura (co-authored with GPT 6 Astra)
Description
ピストンとシリンダからなる閉じた系に、質量 m kg、気体定数 R J/(kg⋅K) の理想気体を封入する。圧力を p Pa、温度を T K、体積を V m3 とし、比熱比は κ=7/5。比熱は cp−cv=R を満たす。周囲の圧力 p0 と温度 T0 は一定である。熱は系が受け取る向き、仕事は系が外部にする向きを正とする。
状態1の圧力・温度は 20p0,2T0。まず可逆断熱膨張によって温度 T0 の状態 M へ、次いで温度 T0 の等温膨張によって圧力 p0、体積 V0 の状態0へ変化する。
- 状態0の体積 V0 を p0,T0,m,R の必要な記号で表せ。
- 状態1の体積 V1 を p0,T0,V0,m,R の必要な記号で表せ。
- 定積比熱 cv と定圧比熱 cp を R で表せ。
- 状態 M の体積 VM を p0,T0,V0,m,R の必要な記号で表せ。
- 状態 1→M の絶対仕事(体積変化による仕事)を p0,T0,V0,m,R の必要な記号で表せ。
- 状態 M→0 で周囲から得る熱を p0,T0,V0,m,R の必要な記号で表せ。
- 状態 1→M→0 の絶対仕事を T0,m,R の必要な記号で表せ。
- 内部エネルギーの差 U1−U0 を T0,m,R の必要な記号で表せ。
- エントロピーの差 S1−S0 を T0,m,R の必要な記号で表せ。
- 状態1のエクセルギー E1=(U1−U0)−T0(S1−S0)+p0(V1−V0) を T0,m,R の必要な記号で表せ。添字0は周囲と平衡にある状態を示す。
题目描述
质量为 m、气体常数为 R、比热比 7/5 的封闭理想气体,初态为 (20p0,2T0)。先可逆绝热膨胀至环境温度 T0,再等温膨胀至环境压力 p0。吸热与对外做功为正。依次求终态和初态体积、两比热、中间体积、绝热功、等温吸热、总边界功、初末内能差与熵差,并按给定闭口系公式求初态㶲。各问使用日文题面指定的参数。
Kai
(1)
状態方程式より V0=mRT0/p0。
(2)
V1=20p0mR(2T0)=10V0.
(3)
cp/cv=7/5 と cp−cv=R より
cv=25R,cp=27R.
(4)
可逆断熱変化では TVκ−1 が一定。したがって
VM=V1(T02T0)1/(κ−1)=522V0.
(5)
熱力学第一法則と断熱条件から
W1M=mcv(2T0−T0)=25mRT0.
(6)
等温理想気体では内部エネルギーが一定なので
QM0=WM0=mRT0lnVMV0=mRT0ln452.
(7)
W10=W1M+WM0=mRT0(25+ln452).
(8)
U1−U0=mcv(T1−T0)=25mRT0.
(9)
S1−S0=m(cvlnT0T1+RlnV0V1)=mR(25ln2−ln10)=−mRln452.
(10)
p0(V1−V0)=−9mRT0/10 と (8), (9) を代入すると
E1=mRT0(58+ln452).
可逆過程の絶対仕事から周囲を押しのける仕事を引いた W10−p0(V0−V1) とも一致する。
Reference