名古屋工業大学 工学研究科 情報工学系 2019年8月実施 問題31 数理科学2
Author
祭音Myyura (Based on Miyake's answer refined with GPT 6 Astra)
Description
設問すべてについて解答すること。
サイコロを続けて投げ、1 の目が出たら終了とする。このときサイコロを投げた回数を X とする。
(1) 確率 P(X=k) を求めよ。
(2) 積率母関数 M(t)=k=1∑∞etkP(X=k) を求めよ。ただし et<56 とする。
(3) 導関数 M′(t) を計算せよ。
(4) 期待値 E[X]=k=1∑∞kP(X=k) は 6 であることを示せ。
(5) 分散 V[X] を求めよ。
n を 2 以上の自然数とする。n 次実列ベクトル x について、x の転置を tx と表し、x のノルムを ∥x∥=txx と表す。また、n 次実対称行列 S の固有値を λ1,λ2,…,λn とし、対応する固有ベクトルを a1,a2,…,an とする。すなわち、
Sai=λiai(i=1,2,…,n)
ただし、λ1>λ2>⋯>λn>0、∥ai∥=1 とする。さらに、n 次正方行列 P を [a1 a2 ⋯ an] と定める。
(1) 任意の n 次実列ベクトル x,y について、t(Sx)y=tx(Sy) となることを示せ。
(2) i=j のとき、taiaj=0 となることを示せ。
(3) n 次正方行列 tPSP を、固有値 λ1,λ2,…,λn を用いて表せ。
(4) 任意の n 次実列ベクトル x について、∥tPx∥2=∥x∥2 となることを示せ。
(5) 集合 A を
{∥Sx∥x は n 次実列ベクトルで∥x∥=1}
と定める。A の最大値は λ1 であることを示せ。
题目描述
回答全部问题。
I 连续投掷骰子,出现 1 点时结束。记投掷次数为 X。
(1) 求概率 P(X=k)。
(2) 求矩母函数 M(t)=k=1∑∞etkP(X=k),其中 et<56。
(3) 计算导函数 M′(t)。
(4) 证明期望 E[X]=k=1∑∞kP(X=k) 等于 6。
(5) 求方差 V[X]。
II 设 n 为不小于 2 的自然数。对于 n 维实列向量 x,以 tx 表示其转置,范数记为 ∥x∥=txx。设 n 阶实对称矩阵 S 的特征值为 λ1,λ2,…,λn,对应的特征向量为 a1,a2,…,an,即
Sai=λiai(i=1,2,…,n).
其中 λ1>λ2>⋯>λn>0、∥ai∥=1。再定义 n 阶方阵 P=[a1 a2 ⋯ an]。
(1) 证明对于任意 n 维实列向量 x,y,有 t(Sx)y=tx(Sy)。
(2) 证明当 i=j 时,taiaj=0。
(3) 用特征值 λ1,λ2,…,λn 表示 n 阶方阵 tPSP。
(4) 证明对于任意 n 维实列向量 x,有 ∥tPx∥2=∥x∥2。
(5) 定义集合 A 为所有满足 ∥x∥=1 的 n 维实列向量 x 所对应的 ∥Sx∥ 的集合。证明 A 的最大值为 λ1。
Kai
(1) 初めの k−1 回で1以外が出て、第 k 回で1が出るから、
P(X=k)=(65)k−161(k=1,2,…).
(2) 等比級数より、
M(t)=6etj=0∑∞(65et)j=6−5etet(t<log(6/5)).
(3) 微分して、
M′(t)=(6−5et)26et.
(4) 原点の近傍で積率母関数が存在するので、E[X]=M′(0)=6。
(5) さらに
M′′(t)=(6−5et)36et(6+5et),M′′(0)=66.
したがって V[X]=66−62=30。
II (1)
ST=S より、
(Sx)Ty=xTSTy=xTSy.
II (2)
(1) に固有ベクトルを代入すると、
λiaiTaj=(Sai)Taj=aiTSaj=λjaiTaj.
λi=λj より aiTaj=0。
II (3)
各成分は aiTSaj=λjδij であるから、
PTSP=diag(λ1,…,λn).
II (4)
単位長と直交性から PTP=I。正方行列なので P−1=PT、したがって PPT=I でもある。よって
∥PTx∥2=xTPPTx=∥x∥2.
II (5)
y=PTx とおくと ∑iyi2=1。S=Pdiag(λi)PT と直交変換によるノルムの保存より、
∥Sx∥2=i∑λi2yi2≤λ12i∑yi2=λ12.
x=a1 で等号となり、すべての固有値が正なので最大値は λ1 である。
Reference