九州大学 工学府 船舶海洋工学専攻 2022年8月実施 ② 関数論
Author
Miyake, 祭音Myyura
Description
題意の要約。z=x+iy(x,y∈R)とする。
問題 1
f(z)=u(x,y)+iv(x,y) に対し、次を求める。
- u(x,y)=excosy が調和関数であることを示す。
- f の Cauchy–Riemann の関係式を書く。
- (1) の u を実部とする正則関数を求める。
問題 2
円 C:∣z−1∣=2 を正の向きに一周するとき、∫Cz2+2iz−4dz を求める。
出典:九州大学 令和5年度 船舶海洋工学専攻。
题目描述
问题 1:设
u(x,y)=excosy.
- 证明 u 是调和函数。
- 写出复函数 f(z)=u(x,y)+iv(x,y) 满足的柯西–黎曼方程。
- 求以 u 为实部的全部全纯函数 f。
问题 2:设 C 为沿正方向(逆时针)绕行一周的圆
∣z−1∣=2,
计算
∫Cz2+2iz−4dz.
Kai
問題 1
(1)
∂x2∂2u+∂y2∂2u=excosy−excosy=0
なので、 u(x,y) は調和関数である。
(2)
(Eq.1) の複素関数における Cauchy-Riemann の関係式は
∂x∂u∂y∂u=∂y∂v=−∂x∂v(a)(b)
である。
(3)
まず、(a) より
∂y∂v∴ v(x,y)=∂x∂u=excosy=exsiny+g(x) (g(x) は x の実数値関数 )
であり、さらに (b) より、
−exsiny∴ dxdg(x)∴ g(x)=−exsiny−dxdg(x)=0=C (C は実数定数)
を得る。
よって、求める正則関数は
f(z)=excosy+i(exsiny+C) (C は実数定数)
である。
問題 2
C を正の向きにとると、
∫Cf(z)dz=∫C(z−(3−i))(z−(−3−i))dz=2πiz→3−ilimz−(−3−i)1=3πi
ここで、
3−i−12−3−i−12=(3−1−i)(3−1+i)=5−23<2=(−3−1−i)(−3−1+i)=5+23>2
であるから、 f(z) の極 z=3−i は C の内部にあり、
f(z) の極 z=−3−i は C の外部にあることを使った。